副鼻腔炎で目の周りが痛い?痛みが出たり消えたりする原因と受診の目安を解説

花粉症、アレルギー

副鼻腔炎になると、鼻の症状だけでなく目の周辺や頬のあたりに痛みや圧迫感を感じることがあります。しかし、痛みが毎日続くわけではなく「押すと痛い時と痛くない時がある」「症状に波がある」と感じる人も少なくありません。

この記事では、副鼻腔炎による目の周辺の痛みの特徴、痛みが変化する理由、慢性副鼻腔炎で注意したい症状について分かりやすく解説します。

副鼻腔炎で目の周りに痛みが出る理由

副鼻腔炎は、鼻の周囲にある副鼻腔という空洞に炎症が起こる病気です。副鼻腔には、目の周囲や頬の近くに位置する部分もあり、炎症や膿がたまることで周辺に痛みを感じることがあります。

特に、目の下にある上顎洞(じょうがくどう)や、目と目の間にある篩骨洞(しこつどう)などに炎症がある場合、目の周辺や頬、眉間付近に違和感や痛みが出ることがあります。

例えば、鼻づまりが強い時や副鼻腔内の圧力が変化している時に、目の下を押すと痛みを感じることがあります。

目の周りの痛みが出たり消えたりするのは副鼻腔炎でも起こる

副鼻腔炎による痛みは、常に一定とは限りません。炎症の状態や鼻の通り、副鼻腔内の分泌物の量などによって、痛みの強さが変化することがあります。

例えば、鼻水や膿が排出されて一時的に圧迫感が減ると、痛みが軽くなる場合があります。一方で、鼻の奥に分泌物がたまったり、炎症が強くなったりすると、再び痛みを感じることがあります。

そのため「昨日は押しても痛くなかったのに、今日は痛い」というような変化だけで、副鼻腔炎ではないと判断することはできません。

目の下を押すと痛い場合に考えられること

副鼻腔炎では、顔面の特定の場所を押した時に痛みを感じることがあります。これは、副鼻腔の近くに炎症があることで周囲の組織が刺激されるためです。

ただし、目の周辺の痛みは副鼻腔炎だけが原因とは限りません。目の疲れ、神経の痛み、歯の炎症などでも似たような場所に痛みが出ることがあります。

例えば、慢性副鼻腔炎の治療中であっても、痛みの場所や症状が変わった場合は、現在の炎症状態を確認するために医師へ相談することが大切です。

慢性副鼻腔炎の治療中でも症状に波がある理由

慢性副鼻腔炎では、短期間で完全に症状がなくなるとは限らず、改善と悪化を繰り返しながら徐々に状態が落ち着いていくことがあります。

抗生物質や痰・膿を出しやすくする薬、アレルギーを抑える薬などによって炎症をコントロールしますが、鼻の粘膜の状態やアレルギーの影響によって症状が変化する場合があります。

例えば、季節の変化、花粉、風邪、睡眠不足などがきっかけで鼻の状態が悪くなり、一時的に目の周辺の圧迫感や痛みを感じることもあります。

早めに医師へ相談した方がよい目の症状

副鼻腔炎による目の周辺の痛みは珍しくありませんが、以下のような症状がある場合は早めに耳鼻科へ相談することが大切です。

  • 目の周りが強く腫れている
  • 視力が低下した、物が見えにくい
  • 強い頭痛や発熱がある
  • 急激に痛みが悪化した
  • 薬を飲んでいても症状が改善しない

副鼻腔は目や脳の近くにあるため、まれではありますが炎症が周囲へ影響することがあります。気になる変化がある場合は自己判断で様子を見続けないことが大切です。

まとめ

副鼻腔炎では、目の周辺や目の下に痛みを感じることがあります。また、炎症の状態や鼻の通りによって痛みが出たり消えたりすることもあります。

慢性副鼻腔炎の治療中で症状が改善傾向にある場合でも、痛みの変化が気になる時は診察時に医師へ伝えることで、現在の状態を確認できます。

目の周辺の強い痛みや腫れ、視力の変化などがある場合は早めの受診が必要です。症状の波だけで判断せず、経過を記録しながら治療を続けることが回復につながります。

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