幼少期に斜視の手術を受けた後、成長してから外斜視が再び気になるケースがあります。特に「疲れた時だけ目が外れる」「気を抜いた時に指摘される」という状態は、自分では気付きにくいため不安になる方も少なくありません。
斜視の再発は珍しいことではなく、必ずすぐ手術が必要になるとは限りません。しかし、視力や両目で物を見る機能を確認するためにも、適切なタイミングで眼科を受診することが大切です。
外斜視は手術後に再発することがあるのか
外斜視は、目を動かす筋肉のバランスや目の位置を調整する力の関係で起こります。手術によって目の位置を整えても、成長や筋肉の変化によって再び外側へずれることがあります。
特に子どもの頃に手術を受けた場合、成長に伴って目の使い方や筋肉の状態が変化するため、数年後や成人前後に外斜視が目立つようになることがあります。
例えば、小学生の時に手術をして一度は改善していても、高校生になって疲労時や集中していない時に目が外れるようになるケースがあります。
気を抜いた時だけ目が外れる外斜視でも受診は必要?
外斜視には、常に目が外れている場合だけでなく、普段は目の位置を保てていて、疲れた時やぼんやりしている時だけ外れるタイプもあります。
「たまに指摘されるだけだから大丈夫」と感じることもありますが、現在の目の状態を確認するために眼科で検査を受けることがおすすめです。
眼科では、目のずれの角度、両目を使って見る力、視力の状態などを確認します。すぐに手術を決めるのではなく、経過観察になる場合も多くあります。
受験中でも早めに眼科を受診した方がよい理由
高校3年生の場合、受験や学校生活への影響を考えて「今は手術を避けたい」と思うこともあります。しかし、受診することと手術を受けることは別です。
まず現在の斜視の状態を把握しておくことで、受験後に治療計画を立てやすくなります。診察だけであれば短時間で済むことも多く、今後の判断材料になります。
例えば、受験が終わるまで経過観察で問題ない状態なのか、早めに対応した方がよい状態なのかは、専門医による確認が必要です。
外斜視が悪化している可能性があるサイン
以下のような変化がある場合は、早めに眼科で相談すると安心です。
・以前より目が外れる頻度が増えた
・写真を見ると目の位置がずれていることが多い
・片目を閉じることが増えた
・物が二重に見えることがある
・目の疲れや頭痛が増えた
特に、以前の手術後と比べて明らかな変化がある場合は、放置せずに相談することが大切です。
外斜視の再発で再手術になるケースとは
外斜視が再発した場合でも、必ず再手術になるわけではありません。ずれの大きさや本人の困りごと、目の機能などを総合的に判断して治療方針が決まります。
軽度の場合は定期的な検査で様子を見ることもあります。一方で、目のずれが大きくなったり、見た目や視機能への影響が強い場合には再手術を検討することがあります。
手術の必要性や時期については、斜視を専門的に診療している眼科で相談すると、生活状況に合わせた選択肢を提案してもらえます。
まとめ
幼少期に外斜視の手術を受けた後、高校生になって再び目のずれを指摘されることはあります。疲れた時や気を抜いた時だけ外れる場合でも、現在の状態を確認するために一度眼科で検査を受けることがおすすめです。
受験時期だからといって、すぐ手術を決断する必要はありません。まず診察を受けて、経過観察でよいのか、将来的に治療が必要なのかを把握しておくことが安心につながります。
斜視は早めに状態を確認することで、生活や進路に合わせた治療計画を立てやすくなります。不安を抱えたままにせず、専門医に相談することが大切です。

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