コンタクトレンズを外した後、急に目が痛くなったり、充血や異物感が強くなったりすることがあります。特に痛みで目を開けられない、目薬を入れると強い痛みが出る場合は、単なる乾燥や疲れではなく、角膜に傷が付いている可能性もあります。この記事では、コンタクト使用後に起こる強い目の痛みの原因や、自宅でできる対応、眼科を受診するべきケースについて解説します。
コンタクトを外した後に強い痛みが出る主な原因
コンタクトレンズを外した後の激しい痛みは、レンズによる摩擦や乾燥によって角膜(黒目の表面)に傷が付いている場合があります。
特にワンデーコンタクトを長時間装着していた場合、涙の量が不足してレンズが目に張り付きやすくなります。その状態で外すと、角膜表面の細胞が一緒にはがれてしまい、強い痛みや異物感につながることがあります。
例えば、コンタクトを外す時に「いつもより張り付いていた」「少し力を入れて取った」という場合は、目の表面に小さな傷ができている可能性があります。
目薬を入れると刺されるように痛い理由
目薬をさした時に強い刺激や痛みを感じる場合、角膜が傷ついている可能性があります。健康な目の表面では、目薬が多少しみることはあっても、強い痛みが続くことは通常ありません。
角膜に傷がある状態では、目薬の成分が傷ついた部分に触れることで、刺されるような痛みを感じることがあります。
また、市販の目薬の中には清涼感を出す成分や防腐剤が含まれているものがあり、目の状態によっては刺激になる場合があります。痛みが強い時は、自己判断でさまざまな目薬を追加することは避けた方が安全です。
コンタクト使用後に痛みがある時にしてはいけないこと
強い痛みがある時は、目をこすったり、無理にコンタクトを入れ直したりしないことが大切です。
目をこすると角膜の傷が悪化する可能性があります。また、痛みを我慢してコンタクトを装着すると、傷の治りが遅れたり、感染症につながったりすることがあります。
例えば、外出予定がある場合でも、痛みや充血がある状態でコンタクトを再装着するより、眼鏡を使用して目を休ませる方が安全です。
自宅でできる応急処置
コンタクトを外した後に違和感や痛みがある場合は、まずレンズを再装着せず、目を休ませることが基本です。
清潔な状態を保ち、目を触らないようにしてください。乾燥感が強い場合は、防腐剤の入っていない人工涙液タイプの目薬が使用されることもありますが、痛みが強い場合は無理に使用せず、医療機関へ相談することが大切です。
また、使用したコンタクトレンズは原因確認のために保管しておくと、眼科で状態を確認してもらう際に役立つ場合があります。
すぐに眼科を受診した方がよい症状
以下のような症状がある場合は、早めに眼科を受診することをおすすめします。
・痛みで目を開けられない
・強い充血がある
・視界がぼやける、見えにくい
・光がまぶしく感じる
・異物感が続く
・目薬を入れると強い痛みが出る
角膜の傷や感染による炎症は、放置すると症状が悪化することがあります。特にコンタクトレンズ使用者は、角膜炎などのリスクがあるため、強い症状がある場合は早めの診察が重要です。
コンタクトによる目のトラブルを防ぐためのポイント
コンタクトレンズによるトラブルを防ぐには、使用時間を守り、目が乾燥している時や違和感がある時は無理をしないことが大切です。
ワンデータイプでも、長時間使用したり、目の状態が悪い日に装着したりすると負担になることがあります。
また、定期的な眼科検査を受けることで、自覚症状がない小さな異常を早めに発見できます。快適にコンタクトを使うためには、レンズだけでなく目そのものの健康管理も重要です。
まとめ
コンタクトを外した後に激しい痛みが続く場合、単なる乾燥ではなく角膜の傷や炎症が原因になっている可能性があります。
特に目が開けられないほどの痛み、強い充血、目薬で刺されるような痛みがある場合は、自己判断で様子を見るより眼科で確認することが大切です。
痛みがある状態でコンタクトを使い続けることは避け、目を休ませながら適切な診察を受けることで、目の健康を守ることにつながります。


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