オルソケラトロジーのレンズを夜間に装用していると、レンズが正しい位置に入っているはずなのに痛みや違和感を感じることがあります。付け直すことで改善する場合もありますが、毎回外して入れ直すのは負担に感じる方も少なくありません。この記事では、オルソケラトロジーレンズ装着時に痛みが出る主な原因や、装着後にできる対処法、注意すべき症状について詳しく解説します。
オルソケラトロジーのレンズが痛いと感じる主な原因
オルソケラトロジーは、特殊なハードコンタクトレンズを寝ている間に装着し、角膜の形状を整えることで日中の視力改善を目指す方法です。通常は強い痛みを感じるものではありませんが、装着時に違和感や痛みが出ることがあります。
痛みの原因として多いのは、レンズが角膜の中心から少しずれている、レンズと目の間に涙が十分に広がっていない、ゴミやまつ毛などの異物が入っているといったケースです。
例えば、レンズがほんの少し傾いた状態で入ると、目の一部分に圧力がかかり、チクチクした痛みや異物感を感じることがあります。
レンズを外さずに痛みを和らげるためにできること
装着直後に痛みがある場合は、まず目を強くこすらず、ゆっくりまばたきをして涙をレンズの下に行き渡らせることが大切です。
また、目を閉じた状態で少し時間を置くことで、涙がなじんで違和感が軽減する場合があります。数分程度で痛みが落ち着く場合は、涙のなじみ不足が原因の可能性があります。
ただし、痛みを我慢したまま長時間装着することはおすすめできません。角膜に負担がかかる可能性があるため、強い痛みが続く場合は一度レンズの状態を確認する必要があります。
付け直すと治る場合に考えられること
レンズを一度外して付け直すと痛みが改善する場合、レンズの位置ずれや装着時の涙不足が関係している可能性があります。
オルソケラトロジーのレンズは、通常のコンタクトレンズよりも角膜の中央に正しく位置することが重要です。少しのズレでも違和感につながることがあります。
例えば、急いで装着した時や、レンズに十分な装着液や涙がない状態で入れた時は、レンズが滑らかに移動できず痛みを感じやすくなります。
痛みを予防する正しい装着方法
毎日の装着前には、レンズの汚れや傷がないか確認することが大切です。小さな汚れでも目の刺激となり、痛みや充血の原因になることがあります。
装着する時は、レンズの内側に十分な涙や指定された装着液を入れ、目の中央にそっと乗せるようにします。強く押し付けたり、急いで装着したりすると位置がずれる原因になります。
また、装着後に鏡でレンズの位置を確認する習慣をつけると、毎回同じ状態で装用しやすくなります。
痛みが続く場合はレンズ調整が必要なこともある
毎回同じ場所が痛む、装着している間ずっと違和感がある、朝起きた時に目が赤いなどの症状がある場合は、レンズの形状やサイズが目に合っていない可能性があります。
オルソケラトロジーでは、一人ひとりの角膜形状に合わせてレンズを選択します。そのため、成長や角膜状態の変化によって以前は問題なかったレンズが合わなくなることもあります。
無理に慣れようとせず、処方を受けた眼科でレンズの位置や角膜の状態を確認してもらうことが重要です。
まとめ
オルソケラトロジーのレンズ装着時の痛みは、レンズの位置ずれ、涙不足、汚れや異物などが原因で起こることがあります。
軽い違和感であれば、まばたきをする、少し時間を置くなどで改善する場合がありますが、痛みが続く場合や目の充血がある場合は無理に装着を続けないことが大切です。
付け直すことで改善する状態が頻繁に起こる場合は、レンズの装着方法だけでなく、レンズ自体が目に合っているかを確認するために眼科へ相談すると安心です。


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