急に耳の穴の中が腫れて痛くなったり、耳が詰まったように感じたりすると、不安になるものです。特に片方の耳だけ聞こえ方が変わる場合は、耳の中で炎症や腫れが起きている可能性があります。
この記事では、耳の穴の中の腫れ、触った時の痛み、耳がこもる感じ、ゲップ時に音がするなどの症状から考えられる原因や、自宅で気をつけること、受診の目安について解説します。
耳の穴の中が腫れて痛い時に考えられる主な原因
耳の穴の中に腫れができ、触ると痛みを感じる場合、代表的な原因の一つが外耳炎です。外耳炎は、耳の入り口から鼓膜までの通り道である外耳道に炎症が起こる状態です。
耳かきのしすぎ、爪や綿棒による小さな傷、汗や水分の影響などによって細菌が入り、腫れや痛みにつながることがあります。
例えば、耳掃除を頻繁にしている人では、知らないうちに耳の皮膚を傷つけ、その部分から炎症が起こるケースがあります。
耳がこもる感じがする理由
耳がこもる、音が響く、片側だけ聞こえにくいという症状は、耳の中の腫れによって音の通り道が狭くなることで起こる場合があります。
外耳道が腫れると、音が鼓膜まで届きにくくなり、耳栓をしているような感覚になることがあります。
また、耳垢が詰まっている場合や、中耳の圧力調整がうまくいかない場合にも、耳の閉塞感が出ることがあります。
ゲップをした時に耳で音がする原因
ゲップや飲み込み動作の際に耳の中で音がする場合、耳と鼻の奥をつなぐ耳管という管が関係していることがあります。
耳管は、普段は閉じていますが、あくびや飲み込みによって開き、耳の中の圧力を調整する役割があります。
風邪や鼻炎、耳周辺の炎症などによって耳管の働きが変化すると、耳の中で音がしたり、詰まった感じが出たりすることがあります。
耳の腫れがある時に自分でやらない方がよいこと
耳の中に腫れや痛みがある時は、刺激を与えないことが大切です。気になって何度も触ったり、耳かきをしたりすると炎症が悪化する可能性があります。
- 耳の奥まで綿棒や耳かきを入れる
- 腫れている部分を押す
- 自己判断で薬や消毒液を耳の中に入れる
特に耳の中の皮膚は非常にデリケートなため、少しの刺激でも傷が広がることがあります。
耳の入り口周辺を清潔に保ち、できるだけ触らずに様子を見ることが基本です。
耳鼻科を受診した方がよい症状
耳の腫れや痛みがある場合、軽い炎症で済むこともありますが、状態によっては治療が必要になることがあります。
以下のような症状がある場合は、耳鼻科で確認することがおすすめです。
- 痛みが強い、または数日続く
- 耳の聞こえにくさが改善しない
- 耳だれや出血がある
- 腫れが大きくなっている
- 発熱や強い違和感がある
耳の中は自分では状態を確認しにくいため、専門の器具で見てもらうことで原因が分かりやすくなります。
耳のトラブルを予防するための習慣
耳の炎症を防ぐためには、耳を必要以上に触らないことが大切です。耳垢は自然に外へ排出される仕組みがあるため、過度な耳掃除は必要ありません。
また、入浴後に耳の中が湿った状態が続くと、細菌が増えやすくなることがあります。タオルで耳の入り口を軽く拭く程度にしましょう。
例えば、毎日のように綿棒で耳掃除をしていた人が、頻度を減らすことで耳の痛みや炎症を繰り返しにくくなる場合があります。
まとめ
耳の穴の中の腫れ、触った時の痛み、耳がこもる感じは、外耳炎や耳の中の炎症などで起こることがあります。
症状だけでは原因を判断することは難しく、耳の中を確認しなければ分からないケースもあります。特に聞こえ方の変化や痛みがある場合は、無理に触らず耳鼻科で相談することが安心につながります。
耳の不調は早めに対応することで悪化を防げる場合があります。違和感を放置せず、適切なケアを心がけることが大切です。


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