プールやお風呂の後に耳へ水が入り、「いつまでも残っている感じがする」「耳が詰まったように感じる」という経験をする人は少なくありません。耳鼻科で耳垢を取ってもらった後でも、違和感が続く場合があります。
この記事では、耳垢を除去した後も耳に水が残っているように感じる理由や、再度耳鼻科を受診した方がよいケース、自宅で注意したい対処法について解説します。
耳垢を取った後も耳に水がある感じがする理由
耳鼻科で耳垢を除去すると、耳の詰まりが改善することがあります。しかし、耳の違和感が完全になくなるまでには少し時間がかかる場合があります。
耳に水が残っているような感覚は、実際に水が残っているとは限らず、外耳道の刺激や鼓膜周辺の圧力変化、耳垢が取れた後の感覚の変化によって起こることがあります。
例えば、長期間詰まっていた耳垢がなくなると、今までと音の聞こえ方や耳の感覚が変わり、「何か入っているような感じ」が続くことがあります。
プールの水が本当に耳の中に残ることはあるのか
通常、耳に入った水は自然に外へ流れ出ることが多く、鼓膜より奥まで水が入り込むことはありません。耳の入り口から鼓膜までの外耳道に少量の水が残ることで違和感を覚える場合があります。
ただし、耳垢が多い場合は水が外へ出にくくなり、水が閉じ込められたような状態になることがあります。今回のように耳垢が原因で詰まりを感じていたケースでは、耳垢除去によって改善することが期待されます。
耳垢を取った後も違和感が続く場合は、水ではなく別の原因が隠れている可能性も考えられます。
もう一度耳鼻科へ行った方がよい症状
耳の違和感が少し残っているだけで、痛みや聞こえの低下がない場合は、しばらく様子を見ることもあります。
しかし、以下のような症状がある場合は、再度耳鼻科で診てもらうことがおすすめです。
- 耳の詰まり感が数日以上続く
- 耳が痛い、かゆい
- 耳だれが出る
- 聞こえにくさがある
- 耳鳴りやめまいがある
例えば、プール後に耳の痛みやかゆみが出てきた場合は、外耳炎などの可能性もあります。放置すると症状が悪化することがあるため、早めの受診が安心です。
耳に水が入った時に避けたい対処法
耳に水が入った時、綿棒や耳かきで奥まで触る人もいますが、これは避けた方がよい方法です。耳の中の皮膚を傷つけたり、水分をさらに奥へ押し込んだりする可能性があります。
また、強く耳を振ったり、無理に水を出そうとしたりすると、耳への刺激になることがあります。
自宅で試す場合は、耳を下に向けて軽く頭を傾ける程度にとどめ、強い刺激を与えないことが大切です。
耳垢除去後の耳を守るためのポイント
耳垢は本来、耳の内部を保護する役割があります。そのため、必要以上に耳掃除をする必要はありません。
耳垢がたまりやすい人や、耳が詰まりやすい人は、自己判断で頻繁に耳かきをするより、定期的に耳鼻科で状態を確認してもらう方が安全です。
例えば、以前から耳垢で聞こえにくくなることがある場合は、プールや水泳をする前後に耳の状態を確認しておくとトラブル予防につながります。
まとめ
プール後に耳の水が抜けないように感じても、実際には水ではなく、耳垢による詰まりや耳の内部の刺激が原因になっていることがあります。
耳垢を取っても違和感が残る場合、症状が軽ければ少し様子を見ることもできますが、痛みや聞こえにくさ、耳だれなどがある場合は再度耳鼻科へ相談することが大切です。
耳の中は非常にデリケートなので、無理に水を出そうとせず、気になる症状が続く場合は専門医に確認してもらうようにしましょう。


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