乳がんの告知を受けた後は、身体的な症状だけでなく精神的なショックや不安によって体調を崩すことがあります。食欲がなくなったり、吐き気がしたり、便秘になったりすることも珍しくありません。しかし、症状によっては早めに医療機関へ相談したほうがよいケースもあります。この記事では、乳がん告知後の体調不良と受診の目安について解説します。
乳がん告知後に体調が悪くなることは珍しくない
がんの告知は人生の大きな出来事であり、強いストレスが身体に影響を与えることがあります。
実際に、食欲不振、吐き気、不眠、便秘、動悸などの症状が現れる人もいます。これらは精神的な負担による自律神経の乱れが関係している場合があります。
一方で、症状がすべてストレスによるものとは限らず、別の病気や脱水などが隠れていることもあるため注意が必要です。
夜間に病院へ相談してもよい症状とは
医療機関の夜間診療や救急外来は、緊急性のある症状を確認するために存在しています。
次のような症状がある場合は、夜間であっても医療機関への相談を検討してください。
- 水分もほとんど摂れない
- 何度も吐いてしまう
- 強い腹痛がある
- 意識がぼんやりする
- 呼吸が苦しい
- 発熱が続いている
- 極端な脱水症状がある
体調がつらく、我慢できない状態であれば相談して問題ありません。
受診前に電話相談を利用する方法
夜間に受診すべきか迷う場合は、まず病院や地域の救急相談窓口へ電話する方法があります。
症状を伝えることで、今すぐ受診すべきか、自宅で様子を見るべきかの目安を教えてもらえる場合があります。
特に吐き気や便秘が続いている場合は、症状の程度や経過を整理して伝えると相談しやすくなります。
精神的なショックが身体症状として現れることもある
がん告知後には、強い不安や恐怖から食事ができなくなったり、胃腸の動きが低下して便秘になることがあります。
例えば、診断結果を聞いた直後から眠れなくなったり、何も手につかなくなったりする人も少なくありません。
こうした状態が続く場合は、乳腺外科だけでなく心療内科や精神腫瘍科(サイコオンコロジー)などへの相談が役立つこともあります。
診察日まで待つべきか迷ったときの考え方
予約日が近い場合でも、症状が悪化しているなら無理に我慢する必要はありません。
病院側も患者が症状の変化を相談することを想定しています。受診した結果として緊急性がなかったとしても、それだけで迷惑になるわけではありません。
特に食事や水分摂取が十分にできない状態は、体力低下につながるため早めの相談が大切です。
まとめ
乳がんの告知後には、精神的なショックや不安によって食欲不振や吐き気、便秘などの症状が現れることがあります。しかし、症状が強い場合や水分が摂れない場合、体調が急激に悪化している場合は早めに医療機関へ相談することが重要です。
夜間の受診や電話相談を利用することは決して特別なことではありません。不安な状態で我慢を続けるよりも、医療機関に相談して適切な判断を受けることが安心につながります。


コメント