ラルム「スターフィルター」ワンマンスは目が痛い?キャンマジのプルモグレーとの違いと選び方

コンタクトレンズ、視力矯正

水光カラコンの中でも、ハイライト位置が安定しやすい軸固定タイプは人気があります。一方で、同じ軸固定レンズでも商品によってベースカーブ(BC)や含水率、中心厚、レンズ設計が異なるため、以前使えた商品が快適だったからといって別の商品も同じ装用感になるとは限りません。

特にLARME MELTY SERIES(ラルムメルティシリーズ)の「スターフィルター」ワンマンスを検討するときは、SNSや通販サイトの「痛い」「重い」「ゴロゴロする」といった口コミだけで判断するのではなく、レンズのスペックと自分の目との相性を確認することが大切です。ここではスターフィルターの特徴を、キャンマジ系の軸固定レンズを使った経験がある場合も含めて分かりやすく整理します。

スターフィルターのワンマンスはどんなレンズ?

LARME MELTY SERIESのスターフィルターには1DAYと1MONTHがあり、公式サイトによるとワンマンスのスターフィルターはDIA(レンズ直径)14.5mm、着色直径13.8mm、BC8.7mm、含水率58%、中心厚0.12mm(-3.00D)です。開封後1カ月交換タイプとして販売されています。[参照]

デザイン面ではダークブラウンの太めのフチと水光デザインを組み合わせ、ハイライトの位置が回りにくい軸固定タイプになっています。そのため、一般的な水光カラコンで起こりやすい「左右でハイライトの位置が違って見える」という状態を抑えやすいのが特徴です。

また、含水率58%の高含水レンズで、公式サイトではMPCポリマーによる保湿成分やUVカットについても案内されています。ただし、高含水だからすべての人に快適、低含水だから装用感が悪い、という単純な関係ではありません。涙の量や角膜の形、装用環境などによって相性は変わります。

キャンマジのプルモグレーが快適でも同じ感覚とは限らない

比較すると分かりやすいのが、secret candymagic 1month(シークレットキャンディーマジック マンスリー)の「プルモグレー」です。公式商品情報では、プルモグレーはDIA14.5mm、着色直径14.0mm、BC8.7mm、含水率38%の低含水レンズとなっています。こちらもレンズ下方に厚みを持たせて安定させる軸固定設計が採用されています。[参照]

比較項目 スターフィルター 1MONTH プルモグレー 1month
DIA 14.5mm 14.5mm
着色直径 13.8mm 14.0mm
BC 8.7mm 8.7mm
含水率 58% 38%
タイプ 軸固定・高含水 軸固定・低含水

BCとDIAは共通していますが、特に大きな違いが含水率です。プルモグレーは38%なのに対し、スターフィルターは58%です。そのため「プルモグレーを問題なく使えた=スターフィルターも同じ着け心地」とは断定できません。

逆に、スペックが違うからスターフィルターは必ず痛くなる、という意味でもありません。コンタクトレンズの装用感にはBCだけでは表せないレンズ形状、素材、厚み、涙の状態なども関係します。同じBC8.7mmでも商品が変わればフィット感が変化することがあります。

「目が痛い」「重い」という口コミはどう考える?

カラコンを購入するときに気になるのが口コミです。しかし、コンタクトレンズについては装用感の個人差がかなり大きいため、口コミは参考情報の一つとして扱うのが適切です。「一日中快適だった」という人と「短時間で違和感が出た」という人が同じ製品に存在しても不思議ではありません。

特に軸固定タイプでは、水光デザインの向きを安定させるため一般的な球面レンズとは異なる設計が採用されることがあります。スターフィルターについても、単純にDIAやBCだけを見て装用感を予測することは困難です。

重要なのは「多少痛くても1カ月使えば慣れる」と考えて無理に装用しないことです。日本コンタクトレンズ協会は、異物感などの異常を感じた場合には眼科を受診するよう案内しています。[参照]

ワンマンスの「1カ月」は毎日我慢して使うという意味ではない

ワンマンスという名称を見ると「一度開封したら1カ月間毎日使わないともったいない」と考えがちですが、安全性を優先する必要があります。開封後1カ月という交換期限は、違和感や痛みがあっても1カ月間使用してよいという意味ではありません。

例えば初日に装着して明らかな痛み、強い異物感、充血、かすみなどが現れる場合、その状態のまま長時間使用して「慣れるか試す」という使い方は避けたほうが安全です。レンズを外しても症状が残る場合や、強い痛み・充血などがある場合は眼科への相談が必要です。

また、ワンマンスレンズは毎日の洗浄・消毒と適切な保管が必要です。使用期間内でもレンズに傷、変形、落ちない汚れなどが確認された場合は、そのまま使い続けないようにしましょう。

スターフィルターが気になるなら1DAYで相性を見る方法もある

スターフィルターにはワンマンスだけでなく1DAYもあります。公式情報では1DAY版もDIA14.5mm、着色直径13.8mm、BC8.7mm、含水率58%、中心厚0.12mm(-3.00D)となっています。[参照]

そのため、デザインが自分の瞳に似合うかを確認したい場合には、最初からワンマンスを長期使用する前に1DAYを検討する方法があります。ただし、1DAY版と1MONTH版は医療機器承認番号も異なる別製品なので、1DAYが快適なら1MONTHも必ず同じ装用感になる、とまでは考えないほうがよいでしょう。

「デザインは気に入ったけれど装用直後から強い違和感がある」という場合は、無理にワンマンスへ移行するのではなく、眼科でフィッティングを確認してもらうほうが安心です。

カラコンはBCだけで選ばないことが重要

コンタクトレンズを比較するとき、よく注目される数字がBCです。確かにBCは重要な情報ですが、BCが一致しているだけで同じ装用感になるわけではありません。

日本コンタクトレンズ協会でも、眼科で行われるフィッティング検査ではコンタクトレンズと目の相性を確認し、必要に応じてカーブや直径などを変更すると説明しています。[参照]

つまり「以前BC8.7mmが使えたから、BC8.7mmなら何でも使える」と判断するのは避けたほうがよいでしょう。特にカラコンを長時間・継続的に使うのであれば、見た目だけでなく目に合っていることを優先する必要があります。

痛みや違和感が出たときにしてはいけないこと

カラコン装用中の痛みを「新品だから」「軸固定だから」「そのうち慣れるから」と自己判断して放置するのはおすすめできません。コンタクトレンズは高度管理医療機器であり、ファッション用品であると同時に角膜へ直接接触する医療機器です。

目の痛み、不快感、充血、かすみなどが現れた場合、日本コンタクトレンズ協会はレンズを外して眼科を受診するよう案内しています。[参照]

また「今日は少し痛いけれど高かったから使う」「メガ割でまとめ買いしたので使い切る」といった金銭的な理由で装用を続けるのも避けたいところです。目との相性を確認できていない製品なら、最初から大量購入するより少量から試すほうが失敗を減らせます。

まとめ:スターフィルターは口コミより自分の目との相性で判断しよう

LARME MELTY SERIESのスターフィルター1MONTHは、DIA14.5mm、着色直径13.8mm、BC8.7mm、含水率58%の軸固定タイプです。キャンマジのプルモグレーも軸固定でBC8.7mmですが、プルモグレーは含水率38%であり、スペックは同一ではありません。

したがって、プルモグレーが快適だったことは一つの参考にはなるものの、それだけでスターフィルターを1カ月快適に使えるとは判断できません。一方、ネット上に「痛い」「重い」という感想があるからといって、自分にも必ず同じ症状が出るとも限りません。

カラコン選びで最も大切なのは、口コミの多数決ではなく、自分の目に適切にフィットしているかどうかです。特に初めて使うレンズでは無理な長時間装用を避け、痛み・異物感・充血・見え方の異常などがあれば使用を中止し、眼科医に相談しましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました