長時間スマホやパソコンを見る人だけでなく、視力が低い人やメガネ・コンタクトを使用している人の中にも、慢性的な眼精疲労に悩む方は少なくありません。目の奥の疲れ、手元を見るとつらい、光がまぶしい、夜の街灯が伸びて見えるなどの症状は、単なる目の疲れだと思っていても原因が複数隠れている場合があります。
この記事では、眼精疲労が続く原因や視力矯正をしても改善しない場合に考えたいポイント、日常生活でできる対策について解説します。
眼精疲労とは単なる目の疲れとは違う
目を休ませれば改善する一時的な疲れは「疲れ目」と呼ばれますが、休んでも症状が続いたり、頭痛や肩こり、目の痛みなどを伴ったりする状態は眼精疲労と呼ばれます。
眼精疲労の原因は、目の使いすぎだけではありません。視力の状態、ピント調節機能、ドライアイ、目の病気、生活環境などさまざまな要因が関係しています。
例えば、視力が低い状態で無理にピントを合わせ続けると、目の筋肉に負担がかかり、長時間ではなくても疲れを感じやすくなることがあります。
メガネやコンタクトを調整しても疲れる理由
視力が低い場合、メガネやコンタクトの度数を合わせることは重要ですが、それだけで眼精疲労が必ず改善するとは限りません。
度数が合っていても、左右の目のバランス、乱視の有無、レンズの位置、目のピント調節力などによって疲れやすさが変わることがあります。
特に片目だけ強く疲れる場合は、左右の視力差や乱視、目の使い方の偏りなどが関係している可能性もあります。単純に度数を上げたり下げたりするだけでは解決しないケースもあります。
まぶしさや夜の光のにじみで考えられること
太陽の光が以前よりまぶしく感じる、夜の街灯や車のライトが伸びて見えるといった症状は、目の疲れだけでなく、乱視や角膜の状態、涙の状態などが影響することがあります。
例えば乱視がある場合、光が一点に集まりにくいため、夜間のライトがぼやけたり伸びたりして見えることがあります。
また、ドライアイによって涙の膜が不安定になると、目の表面が乱れて見え方が変化し、まぶしさや視界のぼやけを感じることもあります。
眼精疲労を改善するために見直したい生活習慣
目の負担を減らすためには、日常的な目の使い方を見直すことが大切です。特にスマホやパソコンを長時間使用する場合は、定期的に遠くを見る時間を作りましょう。
具体的には、30分から1時間ごとに画面から目を離し、数十秒でも遠くを見ることで、近距離を見るために緊張しているピント調節の筋肉を休ませることができます。
また、部屋の明るさや画面との距離、睡眠不足も目の疲労に影響します。暗い場所で明るい画面を見る習慣がある場合は、環境を整えることも重要です。
改善しない眼精疲労は眼科で確認することも大切
長期間続く眼精疲労の場合、自分に合ったメガネやコンタクトを使っているつもりでも、目の状態を詳しく確認することが大切です。
視力検査だけではなく、眼圧検査、眼底検査、ドライアイの確認などによって、疲れの原因が見つかることがあります。
特に、片目だけ強い疲れがある、光が異常にまぶしい、見え方が以前と変わった、視界に違和感がある場合は、自己判断でコンタクトやメガネを変更し続けるより、一度眼科で相談すると安心です。
まとめ
眼精疲労は、単純な目の使いすぎだけではなく、視力の状態、乱視、ドライアイ、ピント調節機能など複数の原因が関係していることがあります。
メガネやコンタクトを調整しても改善しない場合は、度数以外の原因が隠れている可能性があります。特に片目だけつらい、まぶしさや夜の光のにじみがある場合は、眼科で詳しく確認することがおすすめです。
目の負担を減らす生活習慣を取り入れながら、自分の目の状態に合った対策を見つけることが、慢性的な眼精疲労の改善につながります。


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