顔の傷跡が3年経っても赤く盛り上がっている原因とは?切らずに治療できる方法を解説

皮膚の病気、アトピー

顔にできた出来物を取り除いた後、傷口を保護するテープなどのケアを続けるよう指示されることがあります。しかし、傷のケアが十分にできなかった場合や体質によっては、数年経っても赤みや盛り上がりが残ることがあります。

この記事では、顔の傷跡が赤く盛り上がる原因や、再び切って縫う以外に考えられる治療方法、受診する際に確認したいポイントについて詳しく解説します。

傷が治った後も赤く盛り上がる原因

皮膚を切った後は、体が傷を修復するためにコラーゲンなどを作ります。この修復過程で組織が過剰に増えると、傷跡が赤く盛り上がって見えることがあります。

代表的なものとして、肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)やケロイドがあります。どちらも傷が治った後に赤みや盛り上がりが残る状態ですが、広がり方や原因には違いがあります。

例えば、傷の範囲を超えて盛り上がって広がっていく場合はケロイドの可能性があり、傷の範囲内で赤く硬く盛り上がっている場合は肥厚性瘢痕のことがあります。

抜糸後のテープによるケアが重要と言われる理由

手術後や縫合後に貼る医療用テープは、単なる傷隠しではなく、傷口にかかる力を減らし、傷跡が広がることを防ぐ目的があります。

特に顔は表情による皮膚の動きが多いため、傷が引っ張られることで赤みや盛り上がりが目立つことがあります。医師から指示された期間、適切にケアを続けることが傷跡をきれいに治す助けになります。

ただし、テープを途中でやめたから必ず大きな傷跡になるわけではありません。傷跡の残り方には、体質、傷の深さ、場所、紫外線などさまざまな要因が関係します。

3年経った傷跡は自然に消えるのか

一般的な傷跡は時間とともに薄くなることがありますが、3年経っても赤く盛り上がっている場合、自然に大きく改善する可能性は限られます。

傷跡の赤みは血管の増加や炎症が関係していることがあり、盛り上がりは皮膚の組織が増えた状態の場合があります。そのため、現在の状態に合わせた治療を検討することが大切です。

例えば、痛みやかゆみがなくても見た目が気になる場合は、形成外科や皮膚科で傷跡の種類を確認してもらうことで、適した治療方法を知ることができます。

切って縫い直す以外にできる傷跡治療

傷跡の治療には、必ずしも再び切除して縫合する方法だけではありません。状態によっては、以下のような治療が選択されることがあります。

  • シリコンジェルシートやテープによる圧迫療法
  • ステロイド注射による盛り上がりの改善
  • レーザー治療による赤みの改善
  • 傷跡を目立ちにくくする外用薬

例えば、赤みが強い傷跡ではレーザー治療が検討されることがあり、盛り上がりが目立つ場合にはステロイド注射などが使われることがあります。

ただし、傷跡の状態によって効果が期待できる治療は異なるため、自己判断で市販薬だけを使い続けるより、専門医に相談する方が適切な方法を選びやすくなります。

顔の傷跡を診てもらうなら何科がよい?

顔の傷跡で悩んでいる場合は、皮膚科または形成外科への相談がおすすめです。特に傷跡をきれいに整える治療は形成外科が専門分野になります。

受診時には、いつ手術や処置をしたのか、どのようなケアをしていたのか、傷跡がどのように変化してきたのかを伝えると診断の参考になります。

写真を撮って経過を記録しておくと、傷跡がどの程度変化しているか医師にも伝えやすくなります。

まとめ|赤く盛り上がった傷跡は専門医に相談して治療方法を選ぶことが大切

顔の傷跡が数年経っても赤く盛り上がっている場合、単なる傷跡ではなく肥厚性瘢痕やケロイドの状態になっている可能性があります。

再び切って縫う治療だけでなく、テープ療法、注射、レーザーなど状態に合わせた治療方法があります。そのため、まずは形成外科や皮膚科で現在の傷跡の状態を確認することが大切です。

傷跡は時間が経ってからでも治療を検討できます。見た目が気になっている場合は、一人で悩まず専門医に相談し、自分に合った改善方法を探してみましょう。

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