鼻血が何度も続くと「重大な病気ではないか」と不安になることがあります。特にインターネットやニュースで白血病などの病名を目にすると、自分の症状と結びつけて心配になる方も少なくありません。この記事では、鼻血が頻繁に出る主な原因やアレルギーとの関係、注意したほうがよい症状について詳しく解説します。
鼻血が出る原因はさまざまで、アレルギーも関係する
鼻血は多くの場合、鼻の中の粘膜にある細い血管が傷つくことで起こります。特に鼻の入り口付近にある「キーゼルバッハ部位」と呼ばれる場所は血管が集まっており、少しの刺激でも出血しやすい部分です。
アレルギー性鼻炎がある人は、鼻の粘膜が炎症を起こして敏感になっています。花粉症やハウスダストによる鼻づまり、鼻水、くしゃみなどで鼻を頻繁にかむことや、鼻をこすることが刺激となり、鼻血につながることがあります。
例えば、花粉の時期に鼻がムズムズして何度も鼻をかんでいる人は、鼻の粘膜が傷つきやすくなり、普段より鼻血が出やすくなる場合があります。
頻繁な鼻血と白血病の関係について
白血病などの血液の病気では、血小板の減少などによって出血しやすくなることがあります。その症状の一つとして鼻血が挙げられることはありますが、鼻血が出る人の多くが白血病というわけではありません。
白血病が疑われる場合は、鼻血だけではなく、あざが増える、歯ぐきから出血する、強いだるさが続く、発熱が続くなど、複数の症状が同時に見られることがあります。
例えば、鼻を触った後や鼻をかんだ後に決まった場所から出血する場合は、鼻の粘膜の傷やアレルギーなど局所的な原因である可能性も高くなります。
アレルギー性鼻炎で鼻血が増える理由
アレルギー性鼻炎では、鼻の粘膜に炎症が起きて腫れたり、乾燥しやすくなったりします。その状態では通常よりも粘膜が弱くなり、少しの刺激で出血しやすくなります。
また、鼻づまりによって鼻の中が気になり、無意識に鼻を触る癖がつくこともあります。指で触る刺激や強く鼻をかむ行為は、出血のきっかけになります。
耳鼻科でアレルギー性鼻炎と診断された場合、鼻の状態を整える治療を続けることで鼻血の頻度が減るケースもあります。自己判断で治療を中断せず、症状に合わせて相談することが大切です。
鼻血が出たときの正しい止め方
鼻血が出たときは、上を向いて血を飲み込むのではなく、少し前かがみになって鼻血が喉へ流れないようにします。
そのうえで、小鼻の柔らかい部分を指でしっかりつまみ、5〜10分程度圧迫すると止まりやすくなります。ティッシュを鼻の奥まで強く詰める方法は、粘膜を傷つけることがあるため注意が必要です。
例えば、鼻血が出るたびに慌てて鼻を触ったり確認したりすると、傷が治りにくくなり、繰り返し出血する原因になることがあります。
病院で相談したほうがよい鼻血の特徴
鼻血が頻繁に起こる場合でも、必ず重大な病気が原因とは限りません。しかし、以下のような場合は耳鼻科や医療機関で相談すると安心です。
- 何度も繰り返し鼻血が出て生活に支障がある
- 10〜20分以上圧迫しても止まらない
- 鼻血以外にも青あざが増えた
- 歯ぐきから出血しやすい
- 原因不明の強い疲労感や発熱が続く
また、1年間にわたって頻繁に鼻血が続いている場合は、一度耳鼻科で鼻の中を詳しく確認してもらうと安心です。アレルギーによるものなのか、鼻の中の傷や別の原因があるのかを確認できます。
まとめ|鼻血が続いても原因はさまざま、まずは落ち着いて確認を
鼻血が何度も出ると不安になりますが、アレルギー性鼻炎や鼻の粘膜の刺激など、身近な原因によって起こることも多くあります。
白血病などの病気で鼻血が出ることはありますが、鼻血だけで判断することはできません。ほかの症状がないか、自分の鼻血がどのような状況で起きているかを確認することが大切です。
症状が長く続いて心配な場合は、耳鼻科で相談することで原因が分かり、不安の軽減にもつながります。インターネットの情報だけで判断せず、必要に応じて専門家に確認しましょう。


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