精神科や心療内科に通院している方の中には、「血液検査を受けたいけれど対応してもらえるのだろうか」「先生にどう伝えればいいのかわからない」と悩む方も少なくありません。
実際には、多くの精神科や心療内科で血液検査を実施しています。ただし、目的や医療機関によって対応内容は異なるため、事前に知っておくと安心です。
この記事では、精神科で血液検査を受けられるケースや検査の目的、医師への伝え方について詳しく解説します。
精神科で血液検査を行うことはあるのか
精神科や心療内科では、症状や服用中の薬の影響を確認するために血液検査を行うことがあります。
例えば、抗うつ薬や抗精神病薬などの一部の薬は、肝機能や腎機能、血糖値、脂質代謝などに影響を与える可能性があります。そのため、安全に治療を続けるために定期的な検査が推奨される場合があります。
また、うつ症状や倦怠感などが甲状腺機能の異常や貧血など身体的な疾患によって引き起こされているケースもあり、その確認のために血液検査が行われることもあります。
血液検査でわかる主な項目
精神科で実施される血液検査の内容は医療機関によって異なりますが、一般的には以下のような項目が確認されます。
| 検査項目 | 主な確認内容 |
|---|---|
| 血算検査 | 貧血や炎症の有無 |
| 肝機能検査 | 薬の影響や肝臓の状態 |
| 腎機能検査 | 腎臓の働きの確認 |
| 血糖値 | 糖尿病リスクの確認 |
| 脂質検査 | コレステロールや中性脂肪の確認 |
| 甲状腺機能検査 | 精神症状に影響する内分泌疾患の確認 |
どの項目を調べるかは症状や治療内容によって決まります。
先生にはどのように伝えればよいのか
血液検査を希望する場合は、難しく考える必要はありません。
例えば次のように伝えれば十分です。
- 「現在の体調を確認したいので血液検査はできますか?」
- 「服用している薬の影響が気になるので検査を受けたいです」
- 「健康状態を確認したいので血液検査をお願いできますか?」
医師は検査の必要性を判断し、実施可能な場合は適切な項目を提案してくれます。
精神科で対応できない場合もある
精神科によっては院内で採血設備を持っていない場合があります。
その場合は近隣の医療機関や検査機関を紹介されたり、かかりつけの内科で検査を勧められたりすることがあります。
また、健康診断レベルの詳細な検査を希望する場合は、人間ドックや一般内科の利用が適しているケースもあります。
血液検査を希望する際の注意点
血液検査には保険適用になる場合と自費になる場合があります。
症状や治療上の必要性が認められる場合は保険診療になることが多いですが、単純な健康チェック目的の場合は自費になることもあります。
費用や検査内容について不安がある場合は、診察時に確認しておくと安心です。
まとめ
精神科や心療内科では、薬の副作用確認や身体疾患の除外診断などを目的として血液検査が行われることがあります。
検査を希望する場合は、「健康状態を確認したい」「薬の影響を調べたい」など率直に医師へ伝えれば問題ありません。
医療機関によって対応できる検査内容は異なるため、まずは診察時に相談し、自分に必要な検査について説明を受けることが大切です。


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