高熱後の休止期脱毛症はいつ治る?髪が生え始めるまでの期間と回復の目安

薄毛、抜け毛

新型コロナウイルス感染症やインフルエンザ、食中毒による高熱の後に大量の抜け毛が発生し、不安を感じる人は少なくありません。特に髪全体がまばらに抜けると、「このまま生えてこないのではないか」と心配になることもあるでしょう。

しかし、高熱や強い身体的ストレスの後に起こる休止期脱毛症は比較的よく知られた現象であり、多くの場合は時間の経過とともに回復するとされています。

休止期脱毛症とはどのような状態か

髪の毛には成長期・退行期・休止期というサイクルがあります。通常は大部分の毛髪が成長期にありますが、高熱や感染症、大きなストレスなどが加わると、多くの毛髪が一斉に休止期へ移行することがあります。

その結果、原因となる出来事から約2〜3か月後に抜け毛が急増する現象が起こります。

コロナ感染後やインフルエンザ後に数か月遅れて脱毛が始まることが多いのは、この毛周期の仕組みによるものです。

髪が抜け始める時期と生え始める時期

一般的に休止期脱毛症では、高熱や感染症から2〜4か月後に抜け毛が増加し始めます。

その後、抜け毛のピークを過ぎると新たな毛髪の成長が始まりますが、すぐに目に見えるわけではありません。

髪の毛は平均して1か月に約1cm程度しか伸びないため、生え始めていても短期間では気付きにくいことがあります。

短い毛が見えないのは異常なのか

抜け毛が減ってきたにもかかわらず、短い毛が確認できないと不安になることがあります。

しかし、毛髪が再び成長を開始しても数ミリ程度の段階では髪の間に隠れて見えにくい場合があります。

また、頭全体に均等に脱毛が起こった場合は、一部だけが目立って生えてくるわけではないため、回復を実感するまで時間がかかることもあります。

回復までにかかる期間の目安

休止期脱毛症の回復期間には個人差がありますが、多くの場合は6〜12か月程度で改善傾向がみられるとされています。

経過 一般的な期間
高熱や感染症発生 0か月
抜け毛増加 2〜4か月後
抜け毛減少 4〜6か月後
発毛実感 6〜12か月後

特に長い髪の場合は、新しく生えた毛が周囲の髪に埋もれてしまうため、回復していても気付きにくいことがあります。

回復をサポートする生活習慣

休止期脱毛症では、原因となった病気が治癒している場合、基本的には毛周期の回復を待つことになります。

その間は十分な睡眠、バランスの良い食事、過度なダイエットの回避などが重要です。

また、鉄分不足や甲状腺疾患など他の脱毛原因が隠れている場合もあるため、症状が長引く場合には再度医療機関へ相談することも検討しましょう。

再受診を検討したいケース

抜け毛が半年以上続いている場合や、部分的に円形の脱毛が起きている場合、頭皮に強いかゆみや炎症がある場合は休止期脱毛症以外の原因も考えられます。

また、発毛の兆候がまったく感じられない状態が長期間続く場合も、経過確認のため受診する価値があります。

特に高熱後の脱毛は回復に数か月以上かかることが珍しくないため、焦らず経過を見ることも大切です。

まとめ

高熱や感染症後に起こる休止期脱毛症は、発症から2〜4か月後に抜け毛が増え、その後数か月かけて回復することが一般的です。

抜け毛が減少していても新しい毛が目に見えるまでには時間がかかるため、短い毛が確認できないからといってすぐに異常とは限りません。多くの場合は6〜12か月程度で改善が期待されるため、生活習慣を整えながら経過を観察し、必要に応じて専門医へ相談することが大切です。

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