眼科で作る眼鏡と眼鏡店の違いとは?強度近視や眼底疾患がある場合に確認したいポイント

コンタクトレンズ、視力矯正

眼鏡を作る際に「眼科で処方してもらった方がよいのか」「一般的な眼鏡店でも十分なのか」と迷う方は少なくありません。特に眼底出血や網膜の病気などによって視力が低下した場合、より強い度数のレンズを使えば見え方が改善するのではないかと考えることがあります。

この記事では、眼科経由で作る眼鏡と一般的な眼鏡店で作る眼鏡の違い、対応できる度数の考え方、眼の病気がある場合に大切な確認ポイントについて詳しく解説します。

眼科の眼鏡処方と眼鏡店で作る眼鏡の違い

眼科と眼鏡店では、目的が少し異なります。眼科では目の健康状態を診察したうえで、現在の目に合った矯正度数を判断します。

一方、眼鏡店では視力測定を行い、日常生活で見やすく快適な眼鏡を作ることを目的としています。一般的な近視や遠視、乱視であれば眼鏡店だけでも問題なく作れるケースが多くあります。

ただし、網膜疾患、眼底出血、緑内障、黄斑疾患など目の病気が関係している場合は、単純に視力検査の数値だけで度数を決めることはできません。

眼鏡店と眼科で作れるレンズの最大度数に差はあるのか

基本的には、眼鏡店だから弱い度数しか作れない、眼科ならより強い度数まで作れるという単純な違いはありません。

レンズ自体は眼鏡店でも高い度数のものを注文できます。強度近視用レンズや特殊なレンズも、多くの眼鏡店で対応可能です。

しかし重要なのは「どこまで強い度数にできるか」ではなく、「その人の目にとって適切な度数かどうか」です。過矯正と呼ばれる、必要以上に強い度数の眼鏡を作ると、目の疲れや頭痛、違和感につながることがあります。

眼底出血などで視力が低下した場合の眼鏡の考え方

眼底出血や網膜の血管障害によって視力が低下した場合、原因は角膜や水晶体ではなく、網膜や視神経など目の奥にあります。

そのため、眼鏡の度数を変更しても、網膜が受け取る映像そのものが低下している場合には、視力が大きく改善しないことがあります。

例えば、カメラで例えると、レンズ部分が汚れている場合はレンズ交換で改善できますが、撮影センサー自体に問題がある場合はレンズだけを高性能にしても限界があります。

眼科で眼鏡処方を受けるメリット

眼底疾患などがある場合、眼科で眼鏡処方を受けるメリットは、現在の目の状態を踏まえて度数を決められることです。

視力検査だけではなく、眼圧検査、眼底検査、網膜の状態確認などを行いながら、無理のない見え方を目指します。

特に片目だけ視力が大きく低下している場合や、治療を継続している場合は、左右のバランスや日常生活での使いやすさも考慮する必要があります。

視力が0.3程度の場合でも眼鏡で改善できる可能性

視力が低下した場合でも、原因によっては眼鏡によって見え方が改善することがあります。

例えば、眼底の状態は安定していて、近視や乱視の矯正が十分でない場合は、適切な眼鏡を作ることで改善が期待できます。

一方で、網膜のダメージによって視機能が低下している場合は、眼鏡で補える範囲には限界があります。そのため、現在の視力低下がどの部分の問題なのかを把握することが重要です。

眼鏡を作る前に確認しておきたいこと

眼底出血などの治療歴がある場合は、眼鏡を作る前に主治医へ相談することがおすすめです。

確認したいポイントとしては、現在の病状が安定しているか、視力低下の原因は何か、眼鏡で改善できる余地があるかという点です。

また、眼鏡店で作成する場合でも、眼科で測定した処方箋を持参すれば、より安心して作成できます。

まとめ

眼科で作る眼鏡と一般的な眼鏡店で作る眼鏡では、対応できるレンズ度数そのものに大きな違いがあるわけではありません。

大切なのは、どれだけ強い度数にするかではなく、その人の目の状態に合った適切な矯正を行うことです。

眼底出血や網膜の病気によって視力が低下している場合は、眼鏡だけで改善できる範囲に限界があることもあります。治療を担当している眼科医と相談しながら、自分の目に合った眼鏡を選ぶことが安心につながります。

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