耳かきを頻繁にしていると、耳の中の皮膚が傷つき、細菌が入り込むことで外耳炎を起こすことがあります。軽い症状で自然に改善する場合もありますが、耳の穴の腫れ、強い痛み、耳だれなどがある場合は注意が必要です。
この記事では、耳かきが原因で起こる外耳炎の症状や、自宅でできる対処法、耳鼻科を受診した方がよいケースについて詳しく解説します。
耳かきのしすぎで外耳炎になる原因
耳の穴の皮膚は非常に薄く、刺激に弱い部分です。耳かき棒や綿棒で強くこすったり、奥まで掃除しようとしたりすると、小さな傷ができて炎症の原因になります。
耳あかは本来、耳の中を保護する役割があります。必要以上に取り除こうとすると、皮膚のバリア機能が低下し、細菌が繁殖しやすい環境になります。
例えば、毎日耳掃除をしている人や、かゆみを感じるたびに耳を触ってしまう人は、慢性的な刺激によって外耳炎を繰り返しやすくなります。
外耳炎で起こりやすい症状とは
外耳炎では、耳の入り口から鼓膜までの通り道である外耳道に炎症が起こります。代表的な症状には以下のようなものがあります。
- 耳の穴の腫れ
- 耳を触ると痛い
- ズキズキする強い痛み
- 耳だれが出る
- 耳が詰まった感じがする
- かゆみや熱感がある
聴力が保たれていても、炎症が進行しているケースはあります。特に強い痛みや耳だれがある場合は、単なる軽い炎症とは限りません。
耳の腫れや耳だれがある場合は耳鼻科を受診した方がよい理由
外耳炎は軽症であれば自然に改善することもありますが、腫れや耳だれが出ている場合は、炎症が強くなっている可能性があります。
耳鼻科では、耳の中の状態を専用の器具で確認し、必要に応じて耳の処置や抗菌薬、炎症を抑える薬などを使用します。適切な治療を行うことで、痛みの改善や悪化の予防につながります。
特に、痛み止めを飲んでもズキズキするほど痛い場合や、以前より症状が強い場合は、我慢して様子を見るより早めに相談することが安心です。
外耳炎になった時に自宅で気をつけること
外耳炎が疑われる場合は、耳の中をさらに刺激しないことが大切です。治るまで以下のような行動は控えましょう。
- 耳かきをする
- 綿棒で耳の中を触る
- 耳だれを無理に拭き取る
- 水が耳の中に入る行為
入浴時は耳の中に水が入らないよう注意し、耳の入り口に出てきた分泌物だけを清潔なティッシュなどで優しく拭く程度にしましょう。
例えば、痛みが少し楽になったからといって耳掃除を再開すると、再び傷ができて炎症を繰り返すことがあります。
外耳炎を繰り返さないための耳掃除の方法
耳掃除は頻繁に行う必要はありません。耳には自然に耳あかを外へ排出する働きがあります。
耳掃除をする場合も、耳の入り口付近を軽く掃除する程度にとどめ、奥まで器具を入れないことが重要です。
また、耳のかゆみが続く場合は、耳あかの問題ではなく皮膚炎や慢性的な外耳炎が原因の場合もあります。繰り返す場合は自己判断で耳掃除を続けず、耳鼻科で原因を確認するとよいでしょう。
まとめ
耳かきのしすぎによる外耳炎は、耳の皮膚が傷つくことで起こります。軽い症状なら改善することもありますが、耳の穴の腫れ、強いズキズキした痛み、耳だれがある場合は炎症が強い可能性があります。
特に痛み止めを飲んでも痛みが続く場合や、以前より症状が悪化している場合は、耳鼻科で診察を受けることをおすすめします。
耳を清潔に保つことは大切ですが、掃除のしすぎは逆効果になることがあります。耳の健康を守るためにも、必要以上に触らない習慣を身につけることが大切です。

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