毎年決まった時期になると鼻水が止まらなくなり、その後に黄色い鼻水や副鼻腔炎の症状が出る場合、単なる風邪ではなく季節的なアレルギーや環境要因が関係している可能性があります。特に8月中旬から後半は、夏特有のアレルゲンが増える時期でもあります。
この記事では、夏の終わり頃に繰り返す鼻炎や副鼻腔炎の原因として考えられるもの、アレルギーの種類、症状を悪化させないための対策について分かりやすく解説します。
毎年同じ時期に鼻水が出る場合に考えられる原因
毎年8月頃に同じような症状が出る場合、季節性アレルギーが関係している可能性があります。アレルギー性鼻炎は、特定の物質に体が反応することで、くしゃみ、透明な鼻水、鼻づまりなどの症状が起こります。
一般的に春のスギ花粉が有名ですが、花粉は春だけではありません。夏から秋にかけても、イネ科やキク科などの植物の花粉が飛散しており、人によっては8月頃に症状が強く出ることがあります。
また、毎年同じ季節に悪化する場合は、生活環境の変化や室内のアレルゲンが影響しているケースもあります。
8月後半に増えやすいアレルギーの種類
8月中旬から後半にかけて注意したいものの一つが、夏から秋にかけて飛散する植物の花粉です。代表的なものにはイネ科やブタクサ、ヨモギなどがあります。
例えば、庭や河川敷、公園などに生えている植物の花粉を吸い込むことで、鼻水や鼻づまりが起こることがあります。外出後に症状が悪化する場合は、花粉の影響を疑うことがあります。
また、夏場はエアコンを使う機会が増えるため、エアコン内部のカビやホコリ、ダニなどのハウスダストも原因になることがあります。冷房を使い始めてから鼻症状が増える場合は、室内環境も確認するとよいでしょう。
黄色い鼻水は副鼻腔炎のサイン?
透明だった鼻水が黄色や緑色になると、細菌感染や副鼻腔炎が関係している場合があります。ただし、黄色い鼻水だけで必ず細菌感染とは限らず、アレルギー性鼻炎の経過で粘り気が増すこともあります。
アレルギーによって鼻の粘膜が腫れると、副鼻腔と呼ばれる鼻の奥の空間に鼻水がたまりやすくなります。その結果、炎症が起こり、副鼻腔炎につながることがあります。
例えば、毎年8月に鼻水が出る、数日後に鼻が詰まる、黄色い鼻水が続く、顔面の痛みや頭痛があるという流れを繰り返している場合は、鼻炎がきっかけで副鼻腔炎を起こしている可能性があります。
寝る前の咳と鼻の症状の関係
夜寝る前に咳が出る場合、鼻の症状が原因になっていることがあります。鼻水が喉の奥へ流れる後鼻漏という状態になると、喉が刺激されて咳が出やすくなります。
アトピー咳嗽や喘息などが原因の場合もありますが、鼻炎や副鼻腔炎による咳と区別が難しいことがあります。
例えば、横になると咳が増える、朝起きた時に喉に違和感がある、鼻づまりがあるという場合は、鼻から喉への影響も考える必要があります。
原因を調べるためにできる検査
毎年同じ時期に症状が出る場合は、耳鼻咽喉科やアレルギー科で検査を受けることで原因を確認できます。
アレルギー検査では、血液検査などによってスギやイネ科、ハウスダスト、ダニ、カビなど、どの物質に反応しているかを調べることができます。
原因が分かれば、症状が出る時期の前から薬を使う、掃除や換気方法を変えるなど、効果的な対策を取りやすくなります。
夏の鼻炎や副鼻腔炎を予防するための対策
季節性の鼻症状がある場合は、原因となる物質をできるだけ避けることが大切です。外出から帰ったら衣服についた花粉やホコリを落とし、洗顔や鼻うがいなどで付着した物質を取り除く方法もあります。
室内では、エアコンのフィルター掃除や適度な換気を行い、ダニやカビが増えにくい環境を作ることが重要です。
また、症状が毎年出る場合は、症状が始まってから治療するのではなく、医師に相談して早めに対策を始めることで悪化を防ぎやすくなります。
まとめ
毎年8月中旬から後半に鼻水、黄色い鼻水、副鼻腔炎の症状が繰り返される場合、季節性アレルギーや室内環境の影響が関係している可能性があります。
原因としては、イネ科やキク科などの花粉、ダニ、カビ、エアコンによる刺激などが考えられます。また、鼻炎による後鼻漏が寝る前の咳につながることもあります。
同じ時期に毎年症状が出る場合は、アレルギー検査などで原因を確認し、自分に合った予防や治療方法を見つけることが大切です。

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