耳の奥に何か引っかかる感覚があり、綿棒などで取ろうとした時に赤い固形物が出てきた経験をすると、不安になる人は少なくありません。しかも、何日かするとまた同じような感触があり、繰り返している場合は「耳垢ではないのでは?」と気になることもあります。この記事では、耳の中で赤い塊のようなものができる原因として考えられるケースや、耳掃除で注意したい点について解説します。
耳の中で赤い固形物ができる原因
耳の中で繰り返し赤い塊のようなものが取れる場合、単純な耳垢ではなく、傷や炎症によるかさぶたの可能性があります。
耳の皮膚は非常に薄いため、綿棒やつま楊枝などで刺激すると、小さな傷ができやすいです。
耳の中のかさぶた
耳掃除で皮膚が傷つくと、少量の出血が乾いて固まり、赤黒い塊になることがあります。
これが再び刺激されると剥がれ、また傷ができるという繰り返しになるケースがあります。
湿疹や炎症による分泌物
耳の中に湿疹や外耳炎がある場合、炎症による分泌物が固まって赤っぽく見えることもあります。
特に、かゆみがあって頻繁に耳を触る人は悪化しやすい傾向があります。
綿棒やつま楊枝で奥を触るリスク
耳の奥は非常にデリケートで、強く触ることで症状が長引くことがあります。
特に、固いものや細いものを奥まで入れると、皮膚だけでなく鼓膜付近を傷つける可能性もあります。
「取れそう」が刺激の原因になることもある
耳の中に何かある感覚がすると、気になって何度も触ってしまう人もいます。
しかし、その刺激によって皮膚が再び傷つき、かさぶたが繰り返しできる悪循環になる場合があります。
耳掃除のしすぎに注意
耳垢は本来、自然に外へ出る働きがあります。
毎日のように奥まで掃除すると、必要な皮脂まで取れてしまい、乾燥や炎症が起こりやすくなります。
外耳炎の可能性もある
耳を頻繁に触ることで、外耳道に炎症が起こる「外耳炎」になるケースもあります。
軽い外耳炎では、かゆみや違和感だけのこともあり、気づかず悪化する人もいます。
こんな症状がある場合は注意
耳の痛み、熱感、耳だれ、聞こえづらさなどがある場合は、炎症が強くなっている可能性があります。
また、触ると痛い場合は、無理に耳掃除を続けない方が安心です。
耳鼻科で確認できること
耳鼻科では、専用の器具で耳の奥を直接確認することができます。
自分では見えない部分の状態を確認できるため、「耳垢なのか」「かさぶたなのか」「炎症なのか」を判断しやすくなります。
必要に応じて薬が出ることもある
炎症や外耳炎がある場合は、点耳薬や塗り薬が処方されることがあります。
自己判断で触り続けるより、状態を確認してもらった方が早く落ち着くケースもあります。
まとめ
耳の奥で赤い固形物が繰り返し取れる場合、耳垢ではなく、耳の中にできた小さなかさぶたや炎症による分泌物の可能性があります。特に綿棒やつま楊枝で刺激を繰り返すと、傷が治りにくくなることがあります。
違和感が続く場合や、痛み・かゆみ・耳だれなどがある場合は、耳鼻科で状態を確認してもらうと安心です。無理に奥まで掃除せず、耳への刺激を減らすことも大切です。


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