スポーツ中や日常生活で突然筋肉に強い痛みが走り、肉離れを疑うケースは少なくありません。しかし、いざ病院へ行こうと思っても「何科を受診すればよいのかわからない」と迷う人も多いでしょう。この記事では、肉離れが疑われる場合の受診先や治療の流れ、応急処置について解説します。
肉離れとはどのようなケガなのか
肉離れとは、筋肉や筋肉と腱の境目に強い負荷がかかり、筋線維が部分的または完全に損傷するケガです。
特に太ももの裏側(ハムストリングス)やふくらはぎに起こりやすく、急なダッシュやジャンプ、方向転換などで発症することがあります。
「ブチッ」という感覚や急激な痛みがある場合は肉離れの可能性があります。
肉離れで受診するなら何科が適切?
肉離れが疑われる場合は、基本的に整形外科を受診するのが一般的です。整形外科では筋肉や骨、関節、靭帯など運動器全般を診察しています。
必要に応じて超音波検査やMRI検査を行い、損傷の程度を確認できる場合もあります。
| 症状 | おすすめの受診先 |
|---|---|
| 肉離れが疑われる | 整形外科 |
| スポーツによるケガ | スポーツ整形外科 |
| 応急的な処置を受けたい | 整骨院・接骨院(診断は不可) |
なお、整骨院や接骨院では施術を受けられる場合がありますが、医師による診断や画像検査は行えません。
病院へ行く前に行いたい応急処置
肉離れが起きた直後は、無理に動かさず安静にすることが大切です。
一般的には「RICE処置」と呼ばれる方法が推奨されています。
- Rest(安静)
- Ice(冷却)
- Compression(圧迫)
- Elevation(挙上)
患部を冷やしながら心臓より高い位置に保つことで、腫れや内出血を抑える効果が期待できます。
どんな症状なら早めに受診すべき?
軽い筋肉痛と思っていても、歩行が困難なほど痛みが強い場合や、広範囲の内出血が見られる場合は早めの受診が重要です。
また、筋肉がへこんで見える、力が入らない、強い腫れがある場合は重症の肉離れの可能性があります。
重度の場合は回復まで数か月かかることもあるため、自己判断せず専門医の診察を受けることが望ましいでしょう。
肉離れの治療と回復期間の目安
肉離れの治療は保存療法が中心で、安静やリハビリを行いながら回復を目指します。
| 重症度 | 回復期間の目安 |
|---|---|
| 軽度 | 1〜3週間程度 |
| 中等度 | 1〜2か月程度 |
| 重度 | 2〜3か月以上 |
回復途中で無理に運動を再開すると再発しやすくなるため、医師や理学療法士の指導に従うことが大切です。
再発予防のためにできること
肉離れは再発率が高いケガとして知られています。運動前後のストレッチやウォーミングアップを習慣化することが予防につながります。
また、筋力不足や柔軟性の低下が原因になることもあるため、リハビリやトレーニングを継続して行うことが重要です。
特にスポーツを続ける人は、痛みがなくなった後も段階的に競技復帰することが推奨されています。
まとめ
肉離れが疑われる場合は、まず整形外科を受診するのが基本です。医師による診断を受けることで、損傷の程度や適切な治療方針を確認できます。
発症直後はRICE処置を行い、無理に動かさないことが大切です。適切な治療とリハビリを行うことで回復を目指し、再発予防にも取り組みましょう。

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