コンタクトレンズを装着したあとに、瞬きをするとレンズがずれたり外れてしまったりする場合、レンズと目の間に空気が入っていることが原因のひとつとして考えられます。特にコンタクトを使い始めたばかりの方は、正しい装着方法が身についていないことで起こりやすいトラブルです。
この記事では、コンタクトレンズに空気が入る理由や外れやすくなる原因、安定して装着するための具体的なコツについて分かりやすく解説します。
コンタクトレンズに空気が入ってしまう主な原因
コンタクトレンズは本来、黒目の表面に密着するように設計されています。しかし、レンズと角膜の間に空気が入ると、レンズが浮いた状態になり、瞬きをしたときに動いたり外れたりすることがあります。
空気が入りやすい原因として多いのが、レンズを目に乗せる位置や角度が正しくないことです。指先からレンズを急に押し付けたり、黒目の中心からずれた位置に置いたりすると、レンズの下に空気の隙間ができる場合があります。
また、レンズの裏表が逆になっている場合も、目にうまく密着せず違和感やズレの原因になります。
コンタクトレンズが外れやすい人に多い付け方の間違い
コンタクト装着時によくある失敗は、まぶたを十分に開けられていないことです。上まぶたや下まぶたがレンズに触れると、レンズが正しい位置に乗らず空気が入りやすくなります。
例えば、鏡を見ながら片手でまぶたを軽く引っ張るだけの場合、無意識に目を閉じようとしてしまい、レンズが浮いた状態で乗ってしまうことがあります。
装着するときは、利き手と反対の手で上まぶたをしっかり持ち上げ、もう一方の手で下まぶたを軽く下げることで、レンズを乗せるスペースを作ることが大切です。
空気が入らないコンタクトレンズの正しい付け方
コンタクトを装着する前には、まず手を石けんで洗い、水分をしっかり拭き取ります。指先に水分が残っていると、レンズが指から離れにくくなり、位置調整が難しくなります。
レンズを指先に乗せたら、レンズの形を確認します。正常な状態では、お椀のように縁が内側に向いています。縁が外側に広がっている場合は裏返しになっている可能性があります。
装着するときは、黒目の中心を見るようにしてレンズをそっと乗せ、そのまま数秒目を閉じます。強く押し付ける必要はなく、涙となじむことで自然に密着します。
装着後に瞬きをして外れる場合の対処法
装着直後に瞬きをしてレンズが動く場合は、すぐに何度も触らず、一度目を閉じて落ち着かせることが大切です。涙がレンズ全体になじむことで安定する場合があります。
それでもズレたり外れたりする場合は、一度外してレンズを洗浄し、再度正しく装着してください。無理に指で押して位置を直そうとすると、目を傷つける原因になることがあります。
また、レンズのサイズやカーブが目に合っていない場合も、瞬きで動きやすくなります。正しく装着しても頻繁に外れる場合は、眼科でレンズの適合状態を確認してもらうことがおすすめです。
コンタクトレンズを安定して使うための注意点
コンタクトレンズは直接目に触れる医療機器のため、毎日の取り扱いが重要です。汚れた手で触ったり、決められた使用期間を超えて使ったりすると、装着感の悪化や目のトラブルにつながります。
特に乾燥した環境では、目の表面の涙が不足してレンズが浮きやすくなることがあります。長時間パソコンやスマートフォンを見る場合は、意識して瞬きを増やしたり、必要に応じてコンタクト用の目薬を使用したりするとよいでしょう。
例えば、朝は問題なく装着できるのに夕方になるとズレる場合は、乾燥や目の疲れが影響している可能性があります。
まとめ
コンタクトレンズに空気が入って瞬きで外れてしまう場合、装着位置のズレ、レンズの裏表間違い、まぶたの開き不足、乾燥などが原因として考えられます。
正しい装着方法を身につけることで改善できるケースは多くありますが、何度試しても外れる場合は、レンズ自体が目に合っていない可能性もあります。
快適にコンタクトを使い続けるためにも、無理に使い続けず、違和感や頻繁なズレがある場合は眼科で相談するようにしましょう。


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