消化器内科などで継続的に通院している中、体調の変化から別の医療機関で検査を受けることは珍しくありません。その際「検査結果がまだ確定していない状態で、主治医に資料を見せてもいいのか」と迷う方も多いでしょう。ここでは、胃カメラの写真や所見を共有する意味について整理します。
他院で行った検査情報は共有して問題ないのか
結論から言うと、胃カメラの写真や仮所見は、結果説明前であっても主治医に見せて問題ありません。むしろ、現在の体調や検査状況を正確に把握してもらうために重要な情報となります。
医師は確定診断が出ていないことを前提に内容を判断するため、「途中経過だから見せてはいけない」ということは基本的にありません。
写真や簡易レポートが役立つ理由
胃カメラの画像には、炎症の有無、びらん、ポリープの存在など、多くの客観的情報が含まれています。膵臓など他の消化器疾患をフォローしている医師にとっても、全体像を考える上で参考になります。
たとえば「胃の不調が膵臓由来なのか、胃自体の問題なのか」を整理する手がかりになることもあります。
結果説明前に見せる際の伝え方
診察時には「別の病院で胃カメラを受けて、結果待ちですが写真があります」と一言添えるとスムーズです。確定診断ではない点を自分から伝えることで、医師も前提を理解した上で確認してくれます。
紙の写真、CDデータ、スマートフォンの画像など、形式は問いませんが、可能であれば検査日や医療機関名が分かるとより親切です。
正式な結果が出た後にすべきこと
後日、胃カメラの正式な診断結果や病理検査の報告書を受け取った場合は、改めて主治医に共有することをおすすめします。診療方針の見直しや追加検査の判断に役立つ場合があります。
紹介状がなくても、検査結果を持参するだけで診療の質が向上することは少なくありません。
注意したいポイント
自己判断で病名を決めつけたり、ネット情報と結びつけて過度に心配しすぎないことが大切です。医師は総合的に評価するため、断片的な情報だけで結論を出すことはありません。
不安な点や症状の変化は、写真とあわせて言葉でもしっかり伝えるようにしましょう。
まとめ
他院で受けた胃カメラの写真や資料は、結果説明前であっても主治医に見せて問題ありません。むしろ、現在の状態を正確に共有するために有益です。
正式な結果が出た後も継続して情報を共有することで、より適切で安心できる診療につながります。


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