乱視用コンタクトレンズの選び方|SPH、CYL、AXの意味と正しい選択方法

コンタクトレンズ、視力矯正

乱視用コンタクトレンズを購入する際、視力検査で得られる情報(SPH、CYL、AX)に基づいて適切なレンズを選ぶことが大切です。特に「AX」については、どの値を選べばよいのか悩む方も多いでしょう。この記事では、乱視用コンタクトレンズの度数や軸の選び方について解説します。

SPH、CYL、AXの意味とは?

視力検査で得られる「SPH」、「CYL」、「AX」は、コンタクトレンズの度数を決定するために非常に重要な情報です。

SPH(球面度数)は、近視または遠視の度数を示します。数字がマイナスの場合は近視、プラスの場合は遠視を意味します。

CYL(乱視度数)は、乱視の度合いを示します。乱視がある場合、CYLの値が記載されます。

AX(軸度数)は、乱視の方向を示します。これは0度から180度の範囲で、乱視の歪みがどの方向にあるかを指し示します。

AXの選び方:90度と180度の違い

AXは、乱視の軸方向を示すため、90度や180度などの値が示されます。視力検査で得られたAXの値(例えば、AXS軸55度、AXS105度など)は、コンタクトレンズの度数に適切に反映されます。

例えば、AXが「55度」の場合、乱視の軸方向が55度に設定されたコンタクトレンズを選ぶことになります。AXが「105度」の場合は、その方向に合ったレンズを選びます。

乱視用コンタクトレンズの選び方のポイント

乱視用コンタクトレンズを選ぶ際には、SPH、CYL、AXの全ての情報を基に正しいレンズを選ぶ必要があります。これらの情報を元に、適切なレンズを処方してくれる専門家に相談することが重要です。

購入前には、必ず眼科医または専門の販売店で相談をし、自分の目に最適なレンズを選ぶようにしましょう。

AXの値が複数ある場合はどうすればいいか?

質問にあったように、AXの値が複数ある場合(例えば、「55度」や「105度」)も考慮するポイントがあります。これらは異なる方向の乱視に対応するため、検査結果に従って最適なレンズを選ぶことが必要です。

具体的には、AXの値が指定された範囲内で最も適した度数を選ぶようにし、必要に応じて追加のアドバイスを専門家から受けましょう。

まとめ

乱視用コンタクトレンズの購入には、視力検査で得られたSPH、CYL、AXの情報を正確に理解し、選択することが必要です。AXの値は乱視の方向を示すため、正しいレンズを選ぶためにはその数値に注意を払うことが重要です。最終的には専門家のアドバイスを元に、最適なレンズを選ぶことをお勧めします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました