抜歯矯正を考えるタイミングと追加費用について

現在、ワイヤー矯正を行っている方が、口ゴボが気になり抜歯矯正に切り替えたいと考えることはよくあります。矯正治療中に抜歯矯正を取り入れることができるのか、またその場合の費用について解説します。

1. 現在の矯正治療から抜歯矯正に切り替えることは可能か？

抜歯矯正は、通常、初期の段階で計画されることが多いですが、既にワイヤー矯正を開始している場合でも、タイミングによっては切り替えることが可能です。治療の進行具合やお口の状態によりますが、主治医と相談することで、抜歯矯正に変更する方法を模索することができます。

抜歯矯正に切り替えた場合、治療にかかる時間が再度調整されることがあります。ワイヤー矯正の進行が進んでいる段階では、治療を一からやり直す必要はありませんが、抜歯による治療の変更や再調整が必要となる場合があります。そのため、元の予定よりも治療期間が長くなる可能性もあります。

抜歯矯正に切り替える場合、追加費用が発生することが一般的です。治療内容や地域、矯正歯科によって異なりますが、通常の矯正治療に加え、抜歯代や再調整費用などが必要になることがあります。事前に見積もりを確認し、追加費用の詳細を主治医としっかり確認することが重要です。

抜歯矯正への変更を検討する場合、治療中に早めに相談をすることが望ましいです。早期の段階で計画を変更することで、治療の進行を無駄なく調整できます。また、費用や治療期間についても納得した上で進められるため、途中で不安や疑問があればすぐに主治医に相談しましょう。

ワイヤー矯正から抜歯矯正への変更は可能ですが、治療の進行具合や追加費用についてしっかりと理解したうえで判断することが重要です。主治医とよく相談し、今後の治療計画を明確にすることで、より納得のいく矯正治療が進められるでしょう。