カウンセリングを受けに行ったのに、カウンセラーが不機嫌そうに見えたり、話しづらい雰囲気を感じたりすると、「このまま相談していいの?」と不安になりますよね。
本来、カウンセリングはクライアントが安心して話せる場であるべきですが、時には「このカウンセラー、相性が合わないかも」と感じることもあります。
この記事では、カウンセラーの態度が気になったときの対処法や、相性の良いカウンセラーを見つけるポイントについて解説します。
カウンセラーが不機嫌そうに見える理由
カウンセラーが「不機嫌そう」「冷たい」と感じることには、いくつかの理由が考えられます。
① 実は感情を抑えているだけ
カウンセラーはクライアントの話に過度に共感しすぎると、冷静なアドバイスができなくなるため、あえて感情を抑えて話を聞くことがあります。
その結果、表情が乏しくなったり、無愛想に見えたりすることがありますが、必ずしも「不機嫌」なわけではないことを理解しておきましょう。
② その日の体調やコンディション
カウンセラーも人間なので、疲れが溜まっていたり、体調がすぐれなかったりする日もあります。
もちろんプロとしてクライアントに影響を与えないようにするべきですが、どうしてもその日のコンディションによって雰囲気が変わることもあります。
③ クライアントに合わせた対応をしている
カウンセラーの中には、クライアントの話し方や性格に合わせて対応を変える人もいます。
例えば、落ち着いた口調の人には淡々と対応し、感情を強く表現する人には少し共感を強調する、というスタイルです。そのため、「淡々としすぎている」と感じる場合もあります。
④ 相性の問題
どんなに優れたカウンセラーでも、相性が合わないことはあります。話し方や雰囲気、対応の仕方が合わないと感じた場合、それは単なる「相性の違い」かもしれません。
カウンセラーの態度が気になるときの対処法
もし「このカウンセラー、合わないかも」と感じたら、以下の方法を試してみましょう。
① 次回もう一度様子を見る
1回目のカウンセリングだけでは、本当に合うかどうか分からないこともあります。次回も同じ印象を持つかを確かめるために、あと1回受けてみるのも一つの方法です。
② 遠慮せずに質問してみる
「今日は話しづらい雰囲気を感じるのですが…」と、やんわり伝えてみると、カウンセラーが意識して改善することもあります。
また、「カウンセリングの進め方を変えてほしい」などのリクエストも遠慮せずに伝えてみましょう。
③ 別のカウンセラーを探す
何度か試しても合わないと感じた場合、無理に続ける必要はありません。カウンセラーにはそれぞれ得意な相談内容や対応スタイルがあるため、自分に合った人を見つけることが大切です。
特に以下のような場合は、カウンセラーを変えることを検討しましょう。
- 話を最後まで聞いてくれない
- 否定的な発言が多い
- 高圧的な態度を取る
- 相談しても気持ちがスッキリしない
相性の良いカウンセラーを見つけるポイント
カウンセリングは、自分が安心して話せるかどうかが大切です。次のポイントを意識してカウンセラーを選ぶと、より良い相談相手を見つけやすくなります。
① 口コミや評判を確認する
カウンセラーの口コミや評判をチェックすると、対応の仕方や雰囲気を事前に知ることができます。
カウンセラーの検索サイト例:
② 初回相談の雰囲気を大切にする
カウンセリングは1回の相談で決める必要はありません。初回の印象が良いかどうかをチェックし、「この人なら安心して話せそう」と思えるかどうかを判断しましょう。
③ 相談したい内容に強いカウンセラーを選ぶ
カウンセラーには得意分野があります。
例えば、人間関係・恋愛・職場の悩み・メンタルヘルスなど、専門性を持っている人も多いため、自分の悩みに合ったカウンセラーを探すのもおすすめです。
まとめ
カウンセラーが不機嫌そうに見えたり、話しづらいと感じたりすることはありますが、その理由は感情を抑えている・体調・相性の問題などさまざまです。
もし「話しにくい」と感じたら、次回もう一度様子を見る、遠慮せずに相談する、別のカウンセラーを探すといった方法を試してみましょう。
カウンセリングは、あなたが安心して話せる場であることが大切です。無理せず、自分に合ったカウンセラーを見つけて、前向きに相談を続けていきましょう。
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