カラコン(カラーコンタクトレンズ)は、ファッションやメイクの一部として人気がありますが、目に直接触れる医療機器でもあります。そのため、購入や使用には一定のルールと注意点があります。この記事では、未成年がカラコンを購入する際の注意点と、2weekタイプの使用期限について詳しく解説します。
未成年でもカラコンは購入できる?
基本的に、カラコンは未成年でも購入可能です。ただし、販売店や通販サイトによっては、安全のために「保護者の同意」が必要とされる場合があります。これは、カラコンが『高度管理医療機器』に分類されており、目の健康を守るために使用者への説明義務があるためです。
店頭販売の場合、店舗スタッフが安全確認のために保護者の同伴を求めるケースもありますが、必須ではありません。一方で、通販サイトでは年齢確認欄が設けられている場合もあり、未成年の場合は親の了承を得て購入することが推奨されています。
眼科の処方箋は必要?
度ありのカラコンを購入する場合、視力に合わせた正しいレンズを選ぶために眼科で処方箋を発行してもらうことが望ましいです。度なしカラコンの場合は処方箋がなくても購入できますが、眼の形やカーブ(BC)に合わないレンズを使うと、角膜を傷つけるおそれがあります。
安全のためには、最初に眼科で検査を受け、自分に合ったレンズデータ(BC・PWR・DIAなど)を把握しておくことが大切です。処方箋を持っていれば、販売店でもスムーズに購入できます。
2weekカラコンの正しい使い方と使用期限
2weekタイプのカラコンは、「開封してから2週間」が使用期限です。これは連続使用日数ではなく、開封した日からのカウントになります。たとえ数日しか使わなかったとしても、2週間を過ぎたレンズは雑菌が繁殖するリスクがあるため使用を中止しましょう。
例えば、10月1日に開封した場合は、10月14日までが使用可能期間です。週末だけ使うなどの使用頻度が少ない人は、1dayタイプ(1日使い捨て)を選ぶ方が衛生的で安全です。
カラコンの正しいお手入れ方法
2weekタイプを使う場合、毎日のレンズケアが必須です。使用後は専用のレンズケア液でしっかりとこすり洗いをし、保存液に浸して清潔に保管しましょう。ケースも定期的に洗浄し、1〜3か月ごとに新しいものに交換することをおすすめします。
また、保存液を入れ替える際には、古い液を捨てずに継ぎ足すことは避けてください。菌の繁殖を防ぐためにも、毎回新しい保存液を使用しましょう。
安全にカラコンを楽しむためのポイント
目の健康を守るために、カラコンは「正しい装着」「期限の厳守」「こまめなケア」が大切です。もし、装着中に痛み・かゆみ・充血などの異常があれば、すぐに使用を中止して眼科を受診してください。
また、友達とカラコンを貸し借りするのは絶対に避けましょう。感染症や角膜炎のリスクが高まります。自分専用のレンズを衛生的に使用することが、カラコンを安全に楽しむ基本です。
まとめ
未成年でもカラコンの購入は可能ですが、保護者の同意や眼科での検査を経て、安全に使用することが大切です。2weekカラコンは「開封から2週間」で期限を守り、清潔な管理を心がけましょう。正しい知識を持って使えば、カラコンはおしゃれを楽しむ心強い味方になります。


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