2025年10月、大阪府および大阪市ではインフルエンザが流行期に入り、感染拡大が懸念されています。最新の発生状況と、日常生活で実践できる感染予防対策についてご紹介します。
大阪府のインフルエンザ発生状況
大阪府では、2025年第39週（9月22日～9月28日）の定点あたり患者報告数が「1.21」となり、流行開始の目安である「1」を超過しました。これにより、例年より早く流行期に入りました。流行発生注意報の基準は10、警報は30とされていますが、現時点では警報レベルには達していません。
大阪市のインフルエンザ発生状況
大阪市では、第39週の定点あたり患者報告数が「1.16」となり、流行開始の目安である「1」を超過しました。これにより、市内でも流行期に入りました。地域別では、市東部（2.53）が最も高く、市南部（0.81）が最も低い報告数となっています。
感染拡大防止のための対策
感染拡大を防ぐため、以下の基本的な感染対策を実施しましょう。
- こまめな手洗いや手指消毒を行う
- 咳やくしゃみが出る時は「咳エチケット」を心がける
- 症状がある場合に外出する際は、人混みを避け、マスクを着用する
- 発熱などの体調不良時に備えて、常備薬を確保しておく
- 高熱が続く、呼吸が苦しい、意識状態がおかしいなど具合が悪ければ早めに医療機関を受診する
- 日頃から栄養バランスのとれた食事や十分な睡眠をとり、身体の抵抗力を高める
- 重症化を防ぐために、早めに医療機関と相談の上、ワクチン接種を検討する
まとめ
大阪府および大阪市では、2025年10月現在、インフルエンザが流行期に入りました。感染拡大を防ぐため、日常生活での基本的な感染対策を徹底し、体調不良時には早めに医療機関を受診することが重要です。特に高齢者や基礎疾患のある方は、重症化を防ぐためにワクチン接種を検討してください。
コメント