はやり目(流行性結膜炎)は、目の感染症の一つであり、コンタクトレンズの使用中は特に注意が必要です。感染が治る前にコンタクトを使用することは避けるべきですが、治癒後もレンズの取り扱いや使用開始には細心の注意を払う必要があります。今回は、はやり目が治った後のコンタクトレンズの扱いについて解説します。
はやり目にかかっている間のコンタクトの使用
はやり目にかかっている間は、コンタクトレンズの使用を避けることが最も重要です。コンタクトを使用していると、目の表面に細菌やウイルスが付着しやすく、感染症が悪化したり、他の人にうつしてしまう恐れがあります。
治療中は眼科の指示に従い、レンズを外して目を休ませることが最良の方法です。
洗浄液に保存したコンタクトの再使用は避けるべき
感染が治った後、コンタクトレンズを以前の洗浄液にそのまま保存しておくのは避けたほうが良いです。洗浄液に長時間保存されたレンズには、細菌やウイルスが残っている可能性があり、再感染のリスクがあります。
新しい洗浄液を使って、必ずレンズを十分に洗浄した後に使用を再開することが大切です。また、はやり目の回復後は、コンタクトレンズの定期的な交換も検討するべきです。
はやり目から回復後のコンタクトレンズの再使用
はやり目から回復した後にコンタクトを再開する際、まずは目の状態が完全に回復していることを確認することが必要です。炎症や赤みが残っている場合は、再度コンタクトを使用せず、眼科医に相談しましょう。
また、コンタクトの再使用前に、新しいレンズを使用することを推奨します。古いレンズを再使用することは、衛生面でのリスクを避けるためにも避けた方が良いでしょう。
コンタクトレンズを安全に使うためのアドバイス
はやり目の後、コンタクトを安全に使用するためには、以下のアドバイスを守ることが重要です。
- コンタクトの交換頻度を守る
- 使用後は必ず清潔な状態で保存する
- 目の異常を感じた場合はすぐに使用を中止する
- 定期的に眼科で検診を受ける
まとめ
はやり目が治った後、コンタクトレンズを使用する際には十分な注意が必要です。使用前には必ずレンズを新しい洗浄液で十分に洗浄し、古いレンズは再使用せず、新しいレンズを使用することが推奨されます。目の健康を守るために、適切な取り扱いを心がけましょう。
コメント