虫歯治療後の被せ物は白い歯と銀歯どちらが良い?変更はいつまで可能?

デンタルケア

虫歯治療後に選ぶ被せ物(クラウン)は、見た目だけでなく耐久性や健康面にも関わる重要な選択です。最近では見た目の自然さから白い被せ物(セラミックやコンポジットレジンなど)を選ぶ人が増えていますが、「やっぱり銀歯にすればよかった」と悩み始めるケースも珍しくありません。

白い被せ物と銀歯の違いとは?

白い被せ物の最大のメリットは、天然歯に近い美しさです。セラミック製の場合は変色しにくく、金属アレルギーの心配もありません。また、歯茎とのなじみも良いため、審美面を重視する方に人気です。

一方、銀歯(メタルクラウン)は保険適用で安価であり、強度が高く耐久性に優れているのが特徴です。ただし、金属のため見た目が目立ちやすく、金属アレルギーのリスクも考慮する必要があります。

すでに型取り済みでも変更は可能?

結論から言うと、型取りをしたばかりであれば、まだ変更が可能なケースがほとんどです。ただし、以下の点をチェックすることが大切です。

  • 技工所で被せ物の製作が始まっていないか
  • 通っている歯科医院の方針や契約内容

多くの歯科医院では、型取りをしてから数日~1週間以内に製作に入るため、その間であれば希望を伝えることで変更できる可能性があります。週末を挟んでいる場合は、すぐに連絡を入れて確認することをおすすめします。

白い被せ物は本当に歯をたくさん削る?

セラミックなどの白い被せ物は、確かに金属よりも厚みが必要になるため、比較的多く歯を削ることが一般的です。ただし、これは技術や材料によって異なり、近年では削る量を最小限に抑える方法も登場しています。

とはいえ、型取りがすでに済んでいる段階では、ある程度の歯の形状はすでに整えられているため、銀歯に変更しても再度大きく削る必要はないことが多いです。逆に、セラミックに合わせて削った歯に銀歯を被せる場合、密着度に影響が出る可能性があるため、歯科医としっかり相談することが大切です。

変更にかかる費用や再調整のリスク

治療途中で被せ物の種類を変更する場合、以下のような費用が発生することがあります。

  • 再度の型取り費用(3,000円〜5,000円程度)
  • 材料変更による差額(自費から保険適用へ変更なら返金されることも)
  • 場合によっては新たな診療が必要なことも

また、製作が進んでいる場合はキャンセル料がかかることもあるため、早めの連絡がトラブル回避のカギになります。

まとめ:迷ったら早めに歯科医院に相談を

被せ物の種類は、機能性・審美性・費用のバランスで選ぶ必要があります。白い歯と銀歯、どちらにもメリットとデメリットがありますので、自分に合った選択をすることが大切です。

もし変更したいと考えている場合は、製作に入る前に歯科医院へ連絡することが何よりも重要です。歯の健康を守るためにも、不安や疑問があれば遠慮せずに相談してみましょう。

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