乱視の方のカラコン選び:度数の計算方法と注意点

コンタクトレンズ、視力矯正

乱視のある方がカラコンを選ぶ際、近視用の度数を基にカラコンの度数を決める方法がありますが、少しだけ注意が必要です。カラコンの度数は、近視用レンズと比べてどう設定すればよいか、疑問に思う方も多いでしょう。この記事では、乱視のある方がカラコンを選ぶ際の度数計算方法と、注意点を解説します。

乱視用カラコンと近視用レンズの違い

乱視を持っている場合、レンズに加えて「CYL(シリンダー)」という乱視の度数と「AX(軸)」という角度の情報が必要になります。近視用レンズ(PWR)だけでは、乱視を完全に補正できません。

カラコンの多くは近視用度数のみ表示され、乱視用レンズに比べて細かい調整が難しいため、乱視がある場合は、カラコン選びに少し工夫が必要です。

カラコン選びでの度数計算方法

カラコンを選ぶ際に、近視用レンズの度数だけを基準にする場合、基本的には以下の計算を参考にすることができます。

例えば、右目の度数がPWR-3.75、CYL-2.25の場合、近視用レンズの度数はPWR-3.75をそのまま選び、乱視補正は効果が限られます。そのため、乱視が強い場合は、乱視用カラコンを選ぶか、クリアレンズの度数にして、乱視の補正をあまり気にせず使用するのが良いでしょう。

カラコンの選び方と注意点

乱視用カラコンを選ぶ際は、度数だけでなく、製品が「乱視用」かどうかを確認することが大切です。最近では乱視を補正するために設計されたカラコンもありますが、一般的なカラコンでは完全な乱視補正が難しいため、視界に違和感を感じる場合があります。

また、カラコンの度数が自分の目に合わないと、視界がぼやけたり、目の疲れを感じることがあります。購入前に、通販で購入する際は必ずレビューをチェックし、もし不安があれば眼科で相談するのも一つの手です。

まとめ

乱視のある方がカラコンを選ぶ際は、近視用の度数を基に選ぶ方法もありますが、乱視補正が完全にされない場合があることを理解しておく必要があります。もし視界に違和感がある場合は、乱視用カラコンを選ぶか、眼科で相談することをお勧めします。また、カラコンを選ぶ際には、必ず自分の目に合ったものを選び、使用感を確かめることが大切です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました