
こんにちは、Awaisoraの管理人です。
ほとんどの人が毎日入るお風呂。休日ごろごろとしていると、ふと、「朝風呂と夜風呂ってどっちがいいんだろう」と思ったことはありませんか?毎日入浴するなら、より身体に健康的でメリットのある方を選びたいですよね。
そこで、今回は、朝風呂と夜風呂どっちがいいのかをメリット・デメリットを兼ねてご紹介していきたいと思います。この記事が、「朝風呂に入るか迷っている」また「健康・美容に気を使っている」などといった方々の参考になれれば幸いです。
Contents
【結論】夜風呂のほうが良い
「朝風呂と夜風呂どっちがいいのか?」という疑問に対して、結論から言うと、夜風呂のほうが良いです。というのも、朝風呂と夜風呂のメリットについては、双方どちらも同じくらいメリットがあるのですが、デメリットについては、朝風呂のほうがデメリットが多いからです。
以下では、朝風呂のメリット・デメリット、そして夜風呂のメリット・デメリットをご紹介していきます。夜風呂のほうが良いとは言いましたが、あくまで総評なので部分的にみれば、中には「朝風呂のほうがいいじゃん!」というかたもいると思います。
なので、これからご紹介する朝風呂と夜風呂のメリット・デメリットを比較して自分にとってメリットの高いと思うほうを、毎日のお風呂にしてみてください。それでは、朝風呂と夜風呂のメリット・デメリットのご紹介です。
朝風呂のメリット
- 眠気が飛ぶ
- ダイエット効果
- 衛生的
眠気が飛ぶ
朝風呂に入ると朝の眠たい眠気が飛びます。というのは、寝ている間に下がった体温が上がって、交感神経が副交感神経より優位になるからです。ちなみに、交感神経は優位になると、活動などを助ける働きをして、副交感神経が優位になると身体の修正などをする働きをします。また、体温が上がると交感神経が優位になるのは、体温の上昇で血管が広がり血液の流れが速くなるからです。
例えると、眠る時には副交感神経が交感神経より優位になり始め、そして、寝ている間は副交感神経が優位になる。そして、朝起きると交感神経が優位になり始めるが、まだ副交感神経が働いているので眠気がする。この時、お風呂に入って暖かいシャワーなどで体温を上げ、交感神経を働く手助けしているので眠気を早く飛ばすことができるというわけです。このことから、朝風呂に入ると眠気が飛びます。
ダイエット効果
朝風呂に入るとダイエット効果があります。というのも、朝、暖かいシャワーなどを身体に浴び体温が上昇すると、新陳代謝が良くなって、これから行う活動に、体内のエネルギーが効率良く使われやすくなるからです。また、新陳代謝が良くなると、リンパ線にある老廃物の排出がスムーズになり、全身のむくみが解消されるという理由もあります。なので、朝風呂にはダイエット効果が期待できるのです。
衛生的
朝風呂に入ると衛生的なメリットがあります。そのメリットは、「体臭の消臭」と「気分の爽快」の2つです。
体臭の消臭
朝風呂に入ると体臭の消臭ができます。これは、わざわざ説明する必要もないですね。ちなみに、人は寝ている間に500ml程度(コップ一杯程度)の汗をかくといわれていて、汗をそのままの状態にしておくと、朝から体臭を撒き散らすことになります。また、特に夏場の場合は、夜中暑くて、よりたくさんの汗をかくので注意したほうがよいでしょう。
気分の爽快
朝風呂に入ると、また気分の爽快になります。というのは、夜中にかいた汗を洗い流すことで全身の不快感を洗い流すことができるからです。また、暖かいシャワーを浴びることで、血管が広がり血行が良くなるので、運動した後のような感覚を得られるからという理由もあります。このほか、体温の上昇で、熱を体外に逃がすため、汗を放出しこちらも運動した後のような感覚を得られるからです。なので、朝風呂に入ると気分が爽快します。
朝風呂のデメリット
- 睡眠の質を低下させる
- 美容に悪い
- 健康に悪い
- 早起きしなければいけない
睡眠の質を低下させる
朝風呂に入ると睡眠の質を低下させます。というのも、「夜風呂に入ると睡眠の質が良くなるメリットがあるから」という間接的なものです。だって、朝風呂に入るということは、夜風呂には入らないということですよね。理由については、下の方でご紹介する、夜風呂のメリットをご覧ください。
美容に悪い
朝風呂に入ると美容面で悪いデメリットがあります。そのデメリットは、「髪の毛への負担が強い」ことと「毛根への悪い影響」の2つです。
髪の毛への負担が強い
朝風呂に入って髪の毛を洗うと、髪の毛への負担が強いです。なぜなら、朝目覚めた時というのは、頭皮の毛穴が開いていて、髪の毛が抜けやすい環境だからです。なので、朝風呂に入って髪の毛を洗うと、髪の毛への負担が強くなります。
毛根への悪い影響
髪の毛への負担の強さに加えて、毛根への悪い影響もあります。なぜならば、前述した通り、朝目覚めた時は、毛穴が開いている状態なので、朝風呂で暖かいまたは、熱いシャワーを毛穴に受けて、毛穴が熱いダメージを受けてしまうからです。ゆえに、朝風呂に入ると毛根への悪い影響があります。
健康に悪い
朝風呂に入ると健康面で悪いデメリットがあります。そのデメリットは、「ヒートショックの危険性」と「病気への負担」の2つです。
ヒートショックの危険性
朝風呂に入ると、ヒートショックの危険性があります。ちなみに、ヒートショックとは、短い時間で血圧が上がったり下がったりすることをいいます。なぜヒートショックの危険性があるのかというと、一般的に早朝のお風呂場は、布団や衣類の中、体温よりも温度がはるかに低く、服を脱ぐときや入るときなど、短時間で血圧が上がったり下がったりを繰り返すことがあるからです。それゆえに、朝風呂にはヒートショックの危険性があります。なお、ヒートショックの対策は、入浴前に温かい飲み物を飲んだり、脱衣所を暖めるなどがあります。また、ヒートショックで死に至るケースも多いので、朝風呂に入る方は注意しましょう。
病気への負担
そして、ヒートショックの危険性に加えて、病気への負担も危惧されます。これは、高血圧や心臓病を持っている方に対してのことで、ヒートショックなどによって、急激な血圧上昇が起こり、持病を悪化させてしまう可能性があるからです。なので、朝風呂に入ると病気への負担があります。
早起きしなければいけない
朝風呂に入るとなると早起きしなければいけなくなります。理由はわかりますね。ただし、休日、他方無職の方や夜勤の方は例外です。ちなみに、女性の方は特にこのデメリットが痛いと思います。というのも、女性は、朝、お化粧など身の回りのことで時間が、男性よりかかると思うからです。例えば、朝、女性には、以下のようなタスクがありませんか?
- 体を洗う
- 髪を乾かす
- お化粧をする
- 服選び
これらを全部やっているとすると、朝の時間は、毎日時間との追いかけっこになってしまいそうです。もっとも、毎日朝早く起きて優雅に過ごしているという方には、なんてことないかも知れませんね。
夜風呂のメリット
- 睡眠の質が高まる
- 朝の胃もたれを防止
- 美容に良い
睡眠の質が高まる
夜風呂に入ると睡眠の質が高まります。なぜかというと、人間は体内の温度が高くなってから下がると眠くなる脳の仕組みがあるからです。ちなみに、この仕組みは、一説では、動物が狩りをした後に、身体を休めるため寝るのと似ているため、人類が狩猟をしていた時の本能の名残だと言われています。また、日照中活動によって身体に付着した、汗や汚れをお湯で洗い流すことにより、リラックス効果が働くという理由もあります。それゆえに、夜風呂に入ると睡眠の質が高まるのです。
朝の胃もたれを防止
夜風呂に入ると次の朝の胃もたれを防止してくれます。理由は、暖かいシャワーを腹部に浴びたり、暖かいお湯の入った湯船に浸かることで、胃腸の消化活動を手助けしてくれて、夜の間、胃腸の中に食べたものが、留まることが少なくなるからです。ただし、食後すぐの入浴は、逆に胃に負担がかかってしまうので、夜風呂に入る方は、食後、1時間ぐらいあけて入浴するようにしましょう。このため、夜風呂に入ると、朝の胃もたれ防止に繋がります。
美容に良い
夜風呂に入ると美容に良い効果があります。というのも、眠る前に、お風呂に入って、頭皮やお肌をキレイにしておくと、夜の間に生まれ変わった髪の毛やお肌が、キレイな皮膚から生まれてくることによって、綺麗に生まれ変わってくれるからです。ですので、夜風呂に入ると、美容に良い効果があります。
夜風呂のデメリット
- 風邪にかかりやすい
風邪にかかりやすい
夜風呂に入るデメリットはあまりありません。ただ、1つデメリットを言うなら、夜風呂に入った後の身体は、風邪にかかりやすい状態になってしまうことです。なぜかというと、夜は副交感神経が優位になり始める時間帯であり、副交感神経の働きによって、外部からの攻撃に弱くなっているので、湯冷めといった軽い温度の変化でも、身体の免疫力が急激に弱まってしまうからです。そうとなると、風邪にかかりやすくなっていますね。
以上、朝風呂と夜風呂どっちがいい?のご紹介でした。個人的には、朝風呂よりも夜風呂のほうが入りやすくて好きです。最後までお読み頂きありがとうございました!
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