座っている時や横になっている時に、実際には体が揺れていないのに「地震が来たように感じる」「視界が揺れている気がする」と感じることがあります。このような感覚は不思議に感じやすく、不安になる方も少なくありません。
視界の揺れや地面が揺れるような感覚には、目や耳、神経、疲労やストレスなどさまざまな原因が関係する可能性があります。この記事では、揺れているように感じる症状について考えられる原因や、確認したいポイント、病院へ相談する目安について解説します。
実際には揺れていないのに揺れて感じる症状とは
自分の体が震えているわけではないのに、周囲や視界が揺れているように感じる状態は「動揺視(どうようし)」と呼ばれることがあります。
動揺視では、景色が揺れて見えたり、地面が揺れているような感覚が出たりすることがあります。原因は目の働き、平衡感覚をつかさどる耳の機能、神経系などが関係している場合があります。
例えば、椅子に座ってスマートフォンを長時間見た後や、疲れている時に視界が不安定に感じることもあります。一時的なもので自然に改善するケースもあります。
視界が揺れるように感じる主な原因
視界の揺れには、いくつかの原因が考えられます。代表的なものとして、目の疲れ、睡眠不足、ストレス、体調不良などがあります。
高校生の場合、学校生活や勉強、スマートフォンの使用時間、睡眠時間の変化などによって、自律神経のバランスが乱れることがあります。その影響で、めまいやふらつきのような感覚が出る場合があります。
また、耳の奥にある内耳は体のバランスを保つ役割があります。内耳の不調によって、実際には動いていないのに揺れているような感覚になることもあります。
座っている時や横になっている時に起こる理由
立って動いている時ではなく、あぐらや体操座り、寝転んでいる時に症状を感じる場合、姿勢の変化や体への負担が関係している可能性があります。
同じ姿勢を長時間続けると、首や肩の筋肉が緊張し、血流の変化によって頭が重い感じやふらつきを感じることがあります。
例えば、床に座ってゲームやスマートフォンを長時間使った後に、視界が揺れるような感覚が出る場合は、姿勢や目の疲労が影響していることもあります。
高校生に多い体調変化や自律神経の影響
思春期から高校生の年代では、体が大きく変化する時期であり、自律神経が不安定になりやすい時期でもあります。
自律神経が乱れると、めまい、立ちくらみ、動悸、疲れやすさ、集中力低下などの症状が出ることがあります。
特に、睡眠不足、朝食を抜く、過度なダイエット、精神的なストレスなどが重なると、体調の変化として揺れるような感覚を感じることがあります。
病院で相談したほうがよい症状の目安
一時的で短時間の症状であれば、休養や生活習慣の改善で様子を見ることもあります。しかし、症状が何度も繰り返す場合や、日常生活に影響する場合は医療機関へ相談することが大切です。
特に、以下のような症状が一緒にある場合は、早めに医師へ相談することをおすすめします。
- 強いめまいや吐き気がある
- 頭痛が頻繁に起こる
- 視力の変化や物が二重に見える
- 耳鳴りや聞こえにくさがある
- 手足のしびれや力が入りにくい
- 症状が長期間続いている
相談先としては、症状によって眼科、耳鼻科、内科などが考えられます。まずは普段の症状を把握しているかかりつけ医に相談する方法もあります。
自分で確認できる生活習慣のポイント
揺れるような感覚がある場合は、まず日常生活を振り返ることも大切です。
睡眠時間は足りているか、スマートフォンやパソコンを長時間使用していないか、食事をきちんと取れているかなどを確認してみましょう。
例えば、毎日同じ時間に寝る、適度に体を動かす、長時間同じ姿勢を避ける、目を休ませる時間を作るなどの対策は、体調管理に役立ちます。
まとめ
実際には体が動いていないのに地震のように揺れて感じたり、視界が揺れるように感じたりする症状には、目の疲れ、耳のバランス機能、自律神経、疲労やストレスなどさまざまな原因が考えられます。
高校生の年代では生活リズムや精神的な負担によって体調が変化することもありますが、症状が続く場合や他の症状を伴う場合は自己判断せず医療機関へ相談することが安心につながります。
いつ、どのような姿勢で起こるのか、どれくらい続くのかを記録しておくと、医師に相談する際にも役立ちます。


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