耳が突然ズキズキと痛むと、耳の中で何か起きているのではないかと不安になります。特に長い爪で耳をほじる習慣がある場合、耳の皮膚を傷つけたり炎症を起こしたりして、痛みにつながることがあります。
しかし、耳の痛みには外耳炎など耳かき以外にもさまざまな原因があります。この記事では、耳を触りすぎた時に起こりやすいトラブルや、自宅でできる対処法、病院を受診した方がよい症状について解説します。
耳をほじりすぎるとズキズキ痛むことがある理由
耳の穴の皮膚は非常に薄くデリケートです。長い爪や硬い耳かきで強く触ると、小さな傷ができて炎症を起こすことがあります。
特に耳の奥まで頻繁に触る習慣があると、皮膚のバリア機能が低下し、細菌が入りやすくなります。その結果、外耳炎と呼ばれる状態になり、ズキズキした痛みやかゆみ、耳だれなどが出る場合があります。
例えば、耳かき後は一時的に気持ちよく感じても、翌日から耳が痛い、触ると痛みが強いという場合は、耳の中が傷ついている可能性があります。
耳の痛みを感じた時に自分でできる対処法
耳が痛い時は、まず耳の中を触らないことが大切です。気になって確認したくなりますが、さらに刺激すると炎症が悪化することがあります。
入浴時も耳の中に水が入らないよう注意し、耳の入り口付近を清潔なタオルで優しく拭く程度にしましょう。
また、痛みがある間はイヤホンの長時間使用や耳掃除を控えることで、耳の皮膚が回復しやすくなります。
耳かきによるトラブルを防ぐ正しい耳のケア
耳あかは本来、自然に外へ排出される仕組みがあります。そのため、頻繁に耳の奥まで掃除する必要はありません。
耳掃除をする場合は、耳の入り口から見える範囲を優しく拭く程度で十分です。爪を使って掻いたり、細い物を耳の奥に入れたりすることは避けましょう。
例えば、かゆみがあるたびに耳を掻く習慣がある人は、皮膚が刺激に弱くなり、さらにかゆみを感じるという悪循環になることがあります。
耳のズキズキした痛みで病院を受診した方がよいケース
軽い刺激による痛みであれば、耳を触らずに休ませることで改善することがあります。しかし、以下のような症状がある場合は耳鼻咽喉科への相談がおすすめです。
- 痛みが数日続く
- 耳だれや血が出る
- 耳が腫れている
- 聞こえにくさがある
- 強い痛みや発熱がある
外耳炎などの場合、自然に治ることもありますが、炎症が強い場合は薬による治療が必要になることがあります。
耳の痛みと他の病気の可能性
耳のズキズキした痛みは、必ずしも耳掃除だけが原因とは限りません。中耳炎、耳の周辺の神経痛、あごの関節の不調などでも耳の痛みとして感じることがあります。
特に耳を触っていないのに強い痛みがある場合や、耳の奥が痛む場合は、別の原因が隠れている可能性もあります。
痛みの場所やタイミング、耳の聞こえ方の変化などを記録しておくと、診察時に医師へ症状を伝えやすくなります。
まとめ
耳がズキズキ痛む場合、長い爪で耳をほじる習慣によって耳の皮膚が傷つき、炎症を起こしている可能性があります。
改善するためには、まず耳を触ることを控え、刺激を与えずに回復を待つことが大切です。
ただし、痛みが強い、長引く、耳だれや聞こえにくさがある場合は、自己判断せず耳鼻咽喉科で確認してもらうと安心です。


コメント