ニキビ跡による肌の凹み、いわゆるクレーター跡に悩む人の中には、サブシジョンという治療を検討している人も多くいます。特にボックス型やローリング型のニキビ跡は、スキンケアだけでは改善が難しい場合があり、専門的な治療が選択肢になります。
この記事では、サブシジョンで期待できる効果や改善までの回数の目安、施術後のたるみや傷跡のリスクについて詳しく解説します。
サブシジョンとはニキビ跡の凹みを改善する治療
サブシジョンは、ニキビ跡の下にある皮膚の癒着を専用の針で切り離し、凹んだ部分を持ち上げることを目的とした治療方法です。
ニキビ跡の中でも、皮膚の下で線維組織が引っ張っているタイプのクレーターに適しているとされています。特にローリング型や一部のボックス型のニキビ跡では効果が期待されます。
例えば、肌を横から見ると波打つような凹みがある場合や、表情を動かしたときに凹みが目立つ場合は、皮膚の癒着が関係している可能性があります。
サブシジョンは何回でニキビ跡が改善する?
サブシジョンの必要回数は、ニキビ跡の深さや範囲、肌の状態によって大きく異なります。1回の施術で変化を感じる人もいますが、複数回必要になるケースもあります。
一般的には、軽度から中等度のクレーターであれば1〜3回程度の施術で改善を目指すことが多いですが、深い凹みや広範囲のニキビ跡では、それ以上の回数が必要になる場合があります。
例えば、浅いローリング型のニキビ跡では1回の施術後に肌の凹凸が目立ちにくくなることがありますが、深いボックス型の場合はサブシジョンに加えてダーマペンやレーザーなどを組み合わせることもあります。
サブシジョンだけで完全に平らになるの?
サブシジョンはすべてのニキビ跡を完全になくす治療ではありません。効果が出やすいタイプと、別の治療を組み合わせたほうがよいタイプがあります。
アイスピック型のような細く深いニキビ跡や、皮膚表面の凹凸が強い場合は、サブシジョン単独では十分な改善が難しいことがあります。
そのため、美容皮膚科では肌の状態を確認したうえで、サブシジョン、ヒアルロン酸注入、フラクショナルレーザー、ダーマペンなどを組み合わせて治療計画を立てることがあります。
サブシジョン後にたるみや傷跡は残る?
サブシジョンでは皮膚の下を処置するため、不安に感じる人もいますが、適切に行われた場合は大きな傷跡が残ることは一般的ではありません。
施術直後は、赤み、腫れ、内出血、痛みなどが出ることがあります。これらは時間の経過とともに改善していくことが多いです。
また、「皮膚が余ってたるむのでは」と心配する人もいますが、通常は皮膚の癒着を解除することが目的であり、適切な範囲で行えば大きなたるみにつながる可能性は低いとされています。
ただし、深い部分まで無理に処置したり、経験の少ない施術者が行った場合には、凹凸や左右差などのリスクがあります。そのため、症例数や経験が豊富な医師を選ぶことが重要です。
サブシジョンのダウンタイムと注意点
サブシジョン後のダウンタイムには個人差がありますが、数日から1週間程度は腫れや内出血が目立つことがあります。
特に顔の場合、施術部位によっては青あざのような内出血が出ることもあるため、大切な予定の直前は避けたほうが安心です。
施術後は医師の指示に従い、強い摩擦を避ける、紫外線対策をする、保湿を行うなど肌を保護することが大切です。
サブシジョンを受けるクリニック選びのポイント
サブシジョンは医師の技術によって仕上がりが左右されやすい治療です。そのため、料金だけで選ぶのではなく、症例写真や治療経験を確認することが大切です。
確認したいポイントとして、以下のようなものがあります。
- ニキビ跡治療の症例数が多いか
- 自分のニキビ跡タイプを診断してくれるか
- サブシジョン以外の治療方法も提案してくれるか
- リスクやダウンタイムについて説明があるか
例えば、初回カウンセリングで「あなたのニキビ跡はローリング型なのでサブシジョン向きです」「ボックス型なので別治療との併用がおすすめです」と具体的に説明してくれる医師は、治療方針を判断しやすいでしょう。
まとめ:サブシジョンはクレーター型ニキビ跡の有効な選択肢の一つ
サブシジョンは、皮膚の癒着によってできたローリング型や一部のボックス型ニキビ跡の改善が期待できる治療方法です。
改善までの回数は肌の状態によって異なり、1回で変化を感じる人もいれば、複数回の治療や他の施術との組み合わせが必要な人もいます。
たるみや傷跡のリスクを減らすためには、経験豊富な医師による適切な診断と施術を受けることが重要です。自分のニキビ跡の種類を正しく把握し、納得できる治療方法を選びましょう。


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