生理中の腹痛は珍しくありませんが、いつもと違って「立てないほど痛い」「吐き気がある」「冷や汗が出る」といった強い症状が出た場合は、単なる生理痛だと思って我慢しないことが大切です。
この記事では、強い生理痛が起きたときに自宅でできる対処法や楽な姿勢、受診を検討した方がよいサインについて解説します。
急に強い生理痛が起きたときにまず行いたい対処法
強い痛みがあるときは、無理に動こうとせず、まず体を休めることが大切です。家事や仕事を続けようとすると痛みや吐き気がさらに悪化することがあります。
横になれる場所へ移動し、お腹や腰を温めてみましょう。温めることで血流が良くなり、子宮の収縮による痛みが和らぐ場合があります。
例えば、湯たんぽや温かいタオルを下腹部や腰に当てたり、布団の中で体を丸める姿勢を取ったりすると楽になる人もいます。
生理痛がつらいときに楽になりやすい姿勢
生理痛が強い場合は、子宮周辺への負担を減らす姿勢を取ることで痛みが軽く感じられることがあります。
おすすめされることが多い姿勢は、横向きになって膝を軽く曲げる「胎児のような姿勢」です。お腹の緊張がゆるみ、腹部への圧迫感が減る場合があります。
また、仰向けで膝の下にクッションや丸めた毛布を置く方法もあります。腰の反りが減り、腰痛を伴う生理痛がある場合に楽になることがあります。
薬を飲んでも吐いてしまう場合の注意点
生理痛が強い場合、市販の鎮痛薬や処方薬を使用する人もいます。しかし、吐き気が強く薬を吐いてしまう場合は、十分な効果が得られないことがあります。
薬を飲んでもすぐ戻してしまう、痛みで食事や水分が取れないという状態が続く場合は、無理に追加で薬を飲まず、医療機関への相談を検討してください。
特に今まで経験したことがないほどの痛みや、日常生活ができないレベルの症状は、子宮内膜症や子宮筋腫など別の原因が隠れている可能性もあります。
いつもの生理痛と違う場合は受診を考える
生理痛には個人差がありますが、急激な変化がある場合は注意が必要です。
以下のような症状がある場合は、早めに婦人科へ相談することをおすすめします。
- 今までにないほど強い腹痛がある
- 痛みで歩けない、日常生活ができない
- 吐き気や嘔吐が強い
- 冷や汗やめまいがある
- 鎮痛薬が効かない
- 年々生理痛が悪化している
例えば、以前は薬を飲めば普通に過ごせていたのに、突然寝込むほど痛くなった場合は、体の状態を確認する意味でも受診する価値があります。
強い生理痛のときに避けたい行動
痛みが強いときに無理をして動いたり、我慢して普段通り生活しようとしたりすると、体への負担が大きくなります。
また、痛みを感じる部分を強く揉んだり、冷たい飲み物を大量に飲んだりすることは、人によっては症状を悪化させる場合があります。
まずは安静にして、水分を少しずつ取り、体を冷やさないようにすることを優先しましょう。
まとめ:いつもと違う生理痛は我慢しすぎないことが大切
生理痛がつらいときは、横向きで膝を曲げる姿勢や体を温めることなどで楽になる場合があります。
しかし、動けないほどの痛み、吐き気、冷や汗、薬が効かないといった症状がある場合は、通常の生理痛とは異なる可能性もあります。
「今までと違う」と感じる強い生理痛は、体からのサインかもしれません。無理に耐え続けず、必要に応じて医療機関へ相談することが大切です。

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