突然39℃前後の高熱が出ると、「インフルエンザではないか」と不安になる人は多いでしょう。しかし、高熱や寒気、倦怠感だけではインフルエンザと断定することはできません。実際にはさまざまな感染症や体調不良が原因となる可能性があります。この記事では、高熱が出たときに考えられる主な原因や、インフルエンザとの違い、受診の目安について解説します。
インフルエンザでよく見られる症状とは
インフルエンザは一般的な風邪と比べて、急激な発熱や強い倦怠感が特徴です。多くの場合、38℃以上の高熱、寒気、関節痛、筋肉痛などが突然現れます。
ただし、発症初期には咳や喉の痛みが目立たないこともあります。そのため、高熱と倦怠感だけで始まるケースも珍しくありません。
咳や喉の痛みがないからといって、インフルエンザではないとは言い切れません。
高熱が出る原因はインフルエンザだけではない
39℃近い発熱はインフルエンザ以外でも起こることがあります。
例えば、新型コロナウイルス感染症、アデノウイルス感染症、溶連菌感染症、感染性胃腸炎などでも高熱が出ることがあります。
| 主な原因 | 特徴 |
|---|---|
| インフルエンザ | 急な高熱、倦怠感、関節痛 |
| 新型コロナウイルス感染症 | 発熱、倦怠感、咳など |
| アデノウイルス感染症 | 高熱が数日続くことがある |
| 溶連菌感染症 | 高熱や喉の痛みが特徴 |
症状だけで原因を特定することは難しいため、必要に応じて検査を受けることが重要です。
学校で流行していなくても感染する可能性はある
学校内でインフルエンザ患者が確認されていなくても、感染の可能性が完全になくなるわけではありません。
通学中の公共交通機関や商業施設、家族や友人との接触など、感染経路はさまざまです。
また、周囲で症状が出ていない段階でも感染者が存在している場合があります。そのため、学校で流行していないことだけを根拠に判断することはできません。
病院を受診するタイミング
高熱が続く場合や症状が悪化する場合は医療機関の受診を検討しましょう。
インフルエンザ検査は発症から一定時間が経過してから行った方が正確性が高くなることがあります。そのため、受診のタイミングについては医療機関へ相談するのがおすすめです。
- 39℃前後の高熱が続く
- 強い倦怠感で水分補給が難しい
- 呼吸が苦しい
- 意識がぼんやりする
- 症状が急激に悪化する
このような場合は早めに受診することが大切です。
自宅でできる対処法
発熱時は無理に学校へ行かず、十分な休養を取ることが重要です。
水分補給をこまめに行い、脱水を防ぎましょう。食欲がない場合でも、経口補水液や消化の良い食品を少しずつ摂取することが推奨されます。
解熱剤を使用する場合は用法・用量を守り、症状が長引く場合は医師の診察を受けてください。
まとめ
39℃の高熱と寒気、倦怠感はインフルエンザでも見られる症状ですが、それだけでインフルエンザと断定することはできません。
学校で流行していなくても感染している可能性はあり、他の感染症が原因である場合もあります。高熱が続く場合や症状が強い場合は、無理をせず医療機関を受診することが大切です。
まずは十分な休養と水分補給を行い、体調の変化を注意深く観察しましょう。


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