耳の中にできものができて痛みやかゆみが強くなると不安になりますよね。特に外耳炎と診断されて治療を受けているのに症状が悪化しているように感じる場合、適切なケアと判断が重要です。この記事では、外耳炎の悪化サインや家庭でできるケア、再受診の目安について詳しく解説します。
外耳炎とは?原因と症状を正しく理解しよう
外耳炎は、耳の穴(外耳道)に細菌や真菌が感染し、炎症を起こす病気です。主な原因は、耳かきや綿棒による刺激、水の侵入(プールや入浴など)によって外耳道の皮膚が傷つき、そこから細菌が繁殖することです。
症状としては、耳の痛み、かゆみ、腫れ、赤み、耳だれ(分泌物)などが挙げられます。軽度であれば数日で改善しますが、炎症が広がると痛みや腫れが強くなり、耳が詰まったように感じることもあります。
外耳炎が悪化しているときのサイン
外耳炎の症状が進行すると、次のような変化が見られることがあります。
- 耳の痛みが強くなり、顎を動かすだけでも痛む
- かゆみが増して、耳の中が熱っぽい
- 耳の中にしこりやできものができる
- 膿や血が混じった耳だれが出る
- 耳の聞こえが悪くなる、または耳がふさがった感覚
こうした症状が出ている場合は、炎症が悪化している可能性が高いため、無理せず医師の診察を受けましょう。
家庭でできるケアと注意点
外耳炎の治療中に大切なのは、「耳をいじらない」ことです。耳かきや指を入れると、さらに皮膚を傷つけ、治りを遅らせてしまいます。
また、耳を清潔に保つために、入浴や洗髪の際は耳に水が入らないよう注意してください。もし水が入ってしまった場合は、タオルで軽く外側を拭くだけにとどめましょう。ドライヤーなどで乾かすのはNGです。
かゆみが強いときでも、自己判断で市販の軟膏や薬を塗るのは避けましょう。処方薬と混ざると逆効果になることがあります。
薬を使っても改善しないときは?
外耳炎の治療には、抗生物質の内服や点耳薬、炎症を抑えるステロイド入りの塗り薬が使われます。しかし、症状が強い場合や膿が多い場合は、薬だけでは効果が十分でないこともあります。
特に、できものが大きくなっている場合は「外耳道膿瘍」と呼ばれる状態になっている可能性があります。この場合、医師が膿を取り除く処置を行うことがあります。自己判断で潰すことは絶対に避けましょう。
再受診の目安と医師に伝えるべきこと
以下のような場合は、早めに耳鼻科を再受診することをおすすめします。
- 薬を使っても3〜4日以上改善が見られない
- 痛みや腫れが強くなっている
- 耳の奥に響くような痛みや耳鳴りがある
- 発熱やリンパの腫れがある
受診時には、薬をどのくらいの期間使用したか、どのような症状の変化があったかを具体的に伝えると診察がスムーズです。
まとめ
外耳炎は適切な治療とケアで多くの場合改善しますが、できものや強いかゆみ・痛みが続く場合は、悪化している可能性があります。耳を触らず清潔を保ち、症状が改善しない場合は早めの再受診を心がけましょう。自己判断での処置は避け、医師の指示を守ることが早期回復への近道です。

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