パントモ撮影時の鉛エプロンの正しい位置と歯科医師・技師の役割について

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パントモ撮影時に鉛エプロンをどのように着用すべきか、また、撮影時の手際が遅くなったことに関する質問について詳しく解説します。

1. 鉛エプロンの正しい位置について

パントモ撮影時に着用する鉛エプロンは、放射線から体を守るために重要な役割を担っています。エプロンは通常、腹部を保護する位置に着用します。腹部が放射線にさらされやすいため、正しい位置での着用が推奨されています。

背中側にエプロンを背負って着けることは、通常の指導に従っていない場合があります。放射線防護のためにエプロンは腹部側に着けることが理想的です。もし、適切な着用がされていなかった場合は、スタッフに指摘して、正しい方法で再調整をお願いすることが重要です。

2. 撮影時の体勢とポジショニングについて

パントモの撮影時に膝を曲げたり、かがんだ姿勢を取らなければならないことがある場合がありますが、このようなポジショニングは通常、機械の設定や患者の体型によって調整されます。無理な姿勢を取ることが続くと、身体への負担が増す可能性があるため、体勢が辛い場合はスタッフに相談することが大切です。

また、機械の台が低くて手を伸ばす必要がある場合、操作に時間がかかることがありますが、これは一時的なものであり、経験を積むことでよりスムーズに操作できるようになります。

3. 歯科衛生士と歯科医師の役割について

撮影に時間がかかる理由として、歯科衛生士が慣れていない場合や操作に手間取ることがあります。歯科衛生士は一般的に患者のケアを行い、撮影準備も担いますが、放射線技師が撮影操作を担当することが一般的です。

受け付けが「忙しいので撮った」という対応については、スタッフの体調や忙しさによる一時的な事情かもしれませんが、患者にとっては安心して撮影できるよう、しっかりした対応が求められます。

4. まとめ:適切な撮影と安心感の重要性

パントモ撮影においては、エプロンの正しい着用、体勢の調整、そしてスタッフの協力が大切です。もし撮影時に不安がある場合は、スタッフに積極的に質問し、確認することが重要です。

撮影が適切に行われることで、放射線被曝のリスクを最小限に抑えることができ、また体の負担も軽減されます。

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