乱視用のクリアコンタクトを使用している方がカラコンを試したい場合、度数の選び方に悩むことが多いです。特に、乱視用の度数と一般的なカラコン用の度数がどう違うのか、計算方法が分からない方もいらっしゃいます。この記事では、クリアコンタクトからカラコンに切り替える際の度数の計算方法と、カラコンを選ぶ際のポイントについて解説します。
1. 乱視用コンタクトの度数とは?
乱視用のコンタクトレンズは、視力矯正だけでなく、乱視の補正も行う特殊なレンズです。乱視用コンタクトレンズには、2つの重要な要素があります。1つは「PWR(度数)」、もう1つは「CYL(乱視度数)」です。
例えば、pwr -3.50 cyl -1.25の場合、pwrはメインの度数(-3.50)で、cylは乱視度数(-1.25)を表しています。乱視用のコンタクトレンズでは、この2つを合わせて視力を補正します。
2. 乱視用からカラコンへの度数の選び方
乱視用のコンタクトからカラコンに切り替える場合、乱視度数(CYL)を無視しても構わないことがあります。一般的なカラコンは、乱視を補正する機能がないため、度数だけに注目することになります。
例えば、現在使っている乱視用コンタクトレンズの度数がpwr -3.50 cyl -1.25の場合、カラコンの度数は「pwr -3.50」または「pwr -3.00」など、乱視度数を考慮せずに選ぶことができます。ただし、乱視がある場合、視界がぼやけることがあるため、できるだけ度数が合っているものを選ぶことが大切です。
3. 乱視用カラコンの選び方
最近では、乱視用のカラコンも販売されています。これらのカラコンは、乱視を補正する度数が加わったカラコンです。乱視用カラコンを選べば、カラコンを着けている時でも視界がクリアに保たれるため、視力を矯正しながら色合いを楽しむことができます。
乱視用カラコンを選ぶ際は、目のサイズや形、度数を確認したうえで、適切な製品を選ぶことが重要です。また、カラコンを選ぶ際は、度数だけでなく、レンズの素材やつけ心地、デザインにも注意を払いましょう。
4. 目に合ったカラコンを選ぶための注意点
カラコンを選ぶ際には、単に度数が合っているかどうかだけでなく、目の健康や使用感を重視することが大切です。特に、カラコンは長時間使用することが多いため、目に負担がかからない素材を選ぶことが重要です。
また、カラコンのデザインやカラーも重要なポイントです。カラコンを使う目的によって、ナチュラルなデザインや派手なデザイン、色を選ぶことができますが、視力や目の負担を考慮し、目に優しいカラコンを選びましょう。
5. まとめ:乱視用からカラコンへの移行方法
乱視用コンタクトからカラコンに切り替える際には、度数の計算方法や選び方に注意が必要です。乱視用コンタクトの度数は、主に「pwr」と「cyl」に分かれているため、カラコンを選ぶ際は乱視度数を無視するか、乱視用カラコンを選ぶことがポイントです。
カラコンを選ぶ際には、度数だけでなく、目の健康や使用感も重視し、目に合ったカラコンを選ぶことが大切です。自分にぴったりのカラコンを見つけて、視力補正とともにおしゃれを楽しんでください。
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