白内障手術は、点眼麻酔や前房麻酔を使用することで、手術中の痛みをほとんど感じることはありません。手術は通常、5~8分程度で終了し、多くの患者さんが「痛くなかった、思ったより楽だった」と感じています。とはいえ、術中や術後に感じる可能性のある違和感や不快感についても理解しておくことが重要です。
白内障手術中の痛み
白内障手術では、点眼麻酔や前房麻酔を使用するため、手術中の痛みはほとんどありません。前房麻酔を行う際に少ししみる感じがあることがありますが、強い痛みを感じることは稀です。手術中に圧迫感や水が流れる感覚を感じることがありますが、これらも通常は耐えられる程度のものです。
術後の違和感や不快感
手術後に感じる可能性のある違和感や不快感には以下のようなものがあります。
- まぶしさ:手術後に視界が明るく感じることがありますが、これは目の中の濁りを取り除いたためで、時間とともに慣れていきます。
- ゴロゴロ感:目の中に異物が入ったような感覚を感じることがありますが、これも通常は時間とともに改善します。
- 涙目:目が乾燥しやすくなることがあり、人工涙液の使用が推奨されることがあります。
痛みが強く感じられる場合の対処法
万が一、術後に強い痛みを感じる場合は、以下の対処法があります。
- 点眼薬の使用:医師から処方された点眼薬を指示通りに使用することで、炎症や痛みを軽減できます。
- 冷却:目の周りを冷やすことで、痛みや腫れを軽減することがあります。
- 医師への相談:痛みが続く場合や異常を感じる場合は、速やかに担当医に相談してください。
まとめ
白内障手術は、適切な麻酔と手術技術により、痛みをほとんど感じることなく受けることができます。術後に感じる可能性のある違和感や不快感も、時間とともに改善することが多いです。万が一、強い痛みを感じる場合は、早めに医師に相談し、適切な対処を受けることが重要です。
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