37歳になり、髪の毛が薄くなってきたと感じる方も少なくありません。実際に皮膚科でホルモンバランスの乱れを指摘され、レディースクリニックで血液検査を受けた結果、女性ホルモンの数値が71だと報告された方も多いのではないでしょうか。この数値がどのくらいのレベルにあるのか、またそれが髪の健康にどのように影響するのかを理解することは大切です。
女性ホルモンとは?
女性ホルモンとは、主に卵巣から分泌されるエストロゲンやプロゲステロンを指します。これらのホルモンは、女性の生理周期や妊娠、さらには髪や肌、骨の健康にも深く関わっています。ホルモンバランスが乱れると、月経不順や不妊症、さらには髪の毛に影響を与えることがあります。
特にエストロゲンは、髪の毛の成長を助ける重要な役割を担っており、ホルモンバランスが崩れると、髪の毛が抜けやすくなることがあります。
血液検査での女性ホルモンの数値71とは?
血液検査での女性ホルモンの数値は、月経周期や年齢、生活環境に応じて変動します。一般的に、閉経前の女性ではエストロゲンの数値が30~400 pg/mlの範囲であることが多いとされています。
あなたの数値が71というのは、月経周期のどの時期か、または個人差によるものかもしれません。生理前や排卵期など、ホルモンの分泌は日々変化しますので、1回の検査結果だけでは全体像を判断することは難しいのが現実です。
ホルモンバランスと髪の健康の関係
ホルモンバランスが乱れると、髪の毛の成長周期にも影響を与えることが知られています。エストロゲンは毛髪の成長を促進する働きがあり、逆にプロゲステロンの減少やテストステロンの増加は、女性の髪に抜け毛を引き起こす原因となります。
例えば、出産後や更年期にホルモンのバランスが大きく変化し、その影響で髪が薄くなることがあります。このため、ホルモンバランスのチェックは髪の健康を守るためにも重要です。
女性ホルモン数値が正常でも髪の悩みが続く場合
血液検査でホルモンバランスが正常であっても、髪の悩みが解消しないことがあります。これは、ホルモンの数値だけで髪の問題を全て解決できないためです。ストレス、食生活、睡眠不足、遺伝的要因など、髪の健康には多くの要素が絡みます。
また、ホルモンの数値が一時的に正常でも、加齢と共にホルモンバランスが乱れやすくなることもあります。この場合、生活習慣の改善や、必要に応じて医師のアドバイスを受けることが有効です。
まとめ
血液検査で女性ホルモンの数値が71である場合、それがどの程度のレベルかを判断するには、周期や年齢などの要素も考慮する必要があります。ホルモンバランスが崩れると髪に影響が出ることもありますが、他の要因も考慮し、総合的にケアを行うことが重要です。
もし髪の健康に不安がある場合は、専門医に相談し、生活習慣を見直すことが改善への第一歩です。ホルモンバランスが安定していても、他の方法で髪のケアを続けることが大切です。
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