ワイヤー矯正中の奥歯のワイヤーによる痛みを和らげる方法
ワイヤー矯正中に、奥歯のワイヤーが伸びて内頬に刺さり、痛みを感じることがあります。この状況は非常に不快で、特に矯正歯科が臨時休業中など、すぐに対応ができない場合には、どのように対処すればよいか悩むことがあるでしょう。この記事では、ワイヤーが内頬に刺さって激痛が続く場合の応急処置や、矯正歯科が再開するまでの対策について解説します。
ワックスでの応急処置
まず、矯正歯科から処方された矯正用ワックスを使用して、ワイヤーが内頬に直接触れないように保護する方法が有効です。ワックスは柔らかく、ワイヤーの先端に貼り付けることで、刺さる感覚を軽減できます。矯正歯科が臨時休業中であっても、ワックスを利用して一時的に痛みを和らげることが可能です。
ワックスがない場合は、薬局で購入できるシリコンワックスやガムなどの代用品を使うこともできます。
ワイヤーカットは可能か?
どうしても痛みが耐えられない場合、一部の矯正患者は、ワイヤーがあまりにも伸びている場合、自己処置としてワイヤーカットを検討することがあります。ただし、自己判断でワイヤーをカットするのはリスクが伴います。ワイヤーが他の歯に影響を与える可能性や、矯正治療の進行に支障をきたすことがありますので、自己処置は推奨されません。
もし痛みが耐えられず、ワックスでも十分に保護できない場合は、近くの他の矯正歯科または緊急歯科に連絡し、応急処置を依頼することが一番安全な方法です。
痛みが続く場合の対応
矯正歯科の再開まで痛みが続く場合、鎮痛剤を服用して一時的に痛みを抑えることも可能です。市販の鎮痛剤を使用することで、内頬への刺激による痛みを軽減することができます。ただし、鎮痛剤はあくまで応急処置としての対応にとどめ、根本的な解決は専門医による処置を待つことが重要です。
まとめ
ワイヤー矯正中に奥歯のワイヤーが伸びて内頬に刺さる場合、まずはワックスでの保護を試み、矯正歯科の再開まで痛みを和らげることが推奨されます。どうしても耐えられない場合は、近くの歯科に応急処置を依頼するか、鎮痛剤で痛みを抑えることが可能です。自己判断でワイヤーをカットするのは避け、専門家の対応を待つことが最善の選択です。
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