「犬が猫草を食べようとしている」、「猫と犬を飼っていて犬にも猫草を与えたい」などの場合、「というか猫草って犬も食べるの?」や「犬に猫草って何だろ」と、疑問に思いますよね。
加えて、飼い主がわからない食べ物を愛犬に与えた際の、犬の死亡事故やそれが原因で病気になってしまうなどといった不安が、その疑問をよりいっそう強くします。
そこで、今回は、そんな疑問をお持ちの方向けに、「そもそも猫草とはなんなのか」と「猫草は犬も食べるのか?」この二点をご紹介してまいりたいと思います。では、まず最初に、猫草って何なのについて解説していきます。なので、「猫草については知ってるよ」という方は、その下の項目「猫草は犬も食べるのか」まで飛ばして頂いても問題ありません。
そもそも猫草ってなに?
初めての方は猫草と聞くと、そのような名称の植物が「どこかに本当に存在する」のかと思う方も少なくないと思います。ですが、実は、猫草という植物、生物学において正式にそう呼ばれている植物はございません。
では、猫草とはなんなのかというと、各メディアの定義によれば「猫が好んで食べる草の総称」という意味です。具体的には、猫は生物学において、単子葉類、加えてイネ科の背の低い草を好んで食べます。
なので猫草は、本当に存在している植物の名称ではなく、「猫が好んで食べる草」の総称というわけなんですね。では、この説明を踏まえた上で、次に、猫草は犬も食べるのかを解説していきます。
猫草は犬も食べるのか
猫が好んで食べる草の猫草ですが、猫と同じく猫草を犬も食べるとなると、多くの方が気になることは、「猫草を犬も食べると身体に問題はないのか」ではないでしょうか。もし、「猫も食べているから大丈夫だろう」と鷹をくくって愛犬に与えた挙げ句、死んでしまったら悔やんでも悔やみきれません。
では、猫草は犬も食べるのかというと、実は「犬も猫草を食べれます」。というのも、犬が好んで食べる草は、猫が好んで食べる草とほとんど同じだからです。具体例を出すと、猫は、単子葉類そしてイネ科の背の低い草を好んで食べます。対して、犬も単子葉類そしてイネ科の背の低い草を好んで食べます。
ちなみに、あまり危機馴染みのない言葉かも知れませんが、犬が好んで食べる草の総称を猫草と対照的に「犬草」と呼びます。以上で説明したように、猫草は犬が食べても安心・安全ということがわかりました。ただし、「危惧するところがあります」。それは、外に生えている猫草を犬が食べることです。
というのも、外に生えている猫草には、虫や虫の卵、そして寄生虫など有害性のある生物が猫草にくっついている可能性があって、それを犬が食べてしまうと体調不良をおこす可能性もあるからです。なので、もし、このリスクを下げたい場合は、「家で猫草を栽培して犬に与える」のがよいでしょう。
今回は、「そもそも猫草とはなんなのか」と「猫草は犬も食べるのか?」この二点をご紹介してまいりました。この問題は、愛する犬の命に関わることなのでしっかりと確認しておきましょう。
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