水虫治療で処方される内服薬の一つにネイリンがありますが、「爪にもかかとにも効くのか」「塗り薬との違いは何か」と疑問を持つ人は少なくありません。本記事では、ネイリンの作用範囲や適応となる水虫のタイプを整理し、治療を考える際のポイントを解説します。
ネイリンとはどのような薬か
ネイリンは抗真菌薬の内服薬で、有効成分が血流に乗って全身に行き渡り、白癬菌(いわゆる水虫菌)を内側から抑える働きがあります。
外用薬が届きにくい部位にも効果が期待できるため、特定の水虫タイプでは第一選択となることがあります。
爪水虫に対するネイリンの効果
爪水虫(爪白癬)は、爪の奥深くに白癬菌が入り込むため、塗り薬だけでは治療が難しいケースが多く見られます。
ネイリンは血流を介して爪母や爪床に作用するため、爪水虫に対して有効性が認められており、実際に内服治療が選択される代表的なケースの一つです。
かかとの水虫にも効果はあるのか
かかとが硬くガサガサになる角質型水虫の場合、皮膚が厚くなっているため外用薬が十分に浸透しにくいことがあります。
このような場合、ネイリンのような内服薬は皮膚の内側から白癬菌に作用するため、かかとの水虫にも効果が期待されることがあります。ただし、角質ケアや外用薬との併用が勧められるケースも少なくありません。
すべての水虫に内服薬が必要なわけではない
指の間の水虫や軽度の足白癬では、塗り薬のみで十分に改善することも多く、必ずしも内服薬が必要になるわけではありません。
ネイリンは効果が高い一方で、内服期間や副作用の管理が必要になるため、症状の部位や重症度によって使い分けられます。
治療効果を高めるために意識したいこと
内服薬を使用していても、足を清潔に保つ、蒸れを防ぐ、角質を適切にケアするといった生活面の対策は重要です。
また、症状が改善したように見えても、自己判断で服用を中止せず、医師の指示通り治療を完了することが再発防止につながります。
まとめ
ネイリンは、爪水虫に対して特に有効性が高く、かかとの角質型水虫にも効果が期待できる内服薬です。ただし、すべての水虫に必要なわけではなく、症状の部位や重さによって治療法は異なります。内服薬を検討する際は、外用薬との違いを理解し、医師と相談しながら最適な治療を選ぶことが大切です。


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