バスケの練習試合中に突き指をしてしまい、痛みが引かず、指を反らせたりボールをキャッチする際に激痛が走ることがあります。このような場合、突き指はただのケガだと思いがちですが、実際には治療が必要な場合もあります。この記事では、突き指後の症状について、病院に行くべきかどうか、そしてその症状が示す可能性について解説します。
突き指とは?その症状と一般的な治療方法
突き指は、指の関節部分に過度な力が加わることで、腱や靭帯、関節部分が損傷することを指します。通常、痛みや腫れ、可動域制限などが見られ、軽度のものでは数日以内に回復することが多いです。しかし、痛みが強く、長引く場合は、別の問題が隠れている可能性もあります。
一般的な治療法には、アイシング、安静、圧迫、挙上(R.I.C.E.)が推奨されます。しかし、激痛が続く場合や回復が遅い場合は、医師による診断と治療が必要です。
突き指後に痛みが長引く原因
突き指後の痛みが長引く原因にはいくつかの要因があります。まず、損傷が軽度でない場合、腱や靭帯が裂けたり、骨折が発生したりすることがあります。また、関節内に血液や炎症が溜まることによって、痛みが持続する場合もあります。
さらに、過度に動かしたり、無理な使い方を続けることで、回復が遅れることもあります。痛みを無視してプレイを続けると、長期的に悪化する可能性があるため、慎重に対処することが大切です。
病院に行くべきか?診断と治療の重要性
突き指の症状が改善しない場合、病院での診察を受けることが重要です。レントゲンやMRIなどで骨折や靭帯損傷、関節の損傷がないかを確認することができます。骨折や靭帯の損傷が発見された場合、適切な治療法が必要となります。
また、痛みが強く、自己処理では回復が難しい場合は、医師による処方薬(痛み止めや消炎剤)の処方や、理学療法が行われることがあります。病院での早期治療は、回復を早め、再発を防ぐために重要です。
突き指後のリハビリと回復のコツ
病院での治療後、リハビリが必要な場合もあります。指の可動域を戻すためには、適切なリハビリテーションを行うことが重要です。理学療法士による指導を受け、痛みを避けながら指を動かす練習をすることが回復を助けます。
また、痛みを軽減するために、適切なサポーターやテーピングを使うことも効果的です。負担をかけないようにしながら、徐々に指の動きを回復させることが目標です。
まとめ
突き指後の激痛が長引く場合、病院での診断を受けることが重要です。自己判断で無理に運動を続けると、症状が悪化する恐れがあります。痛みが強い場合や回復が遅れている場合は、適切な診断と治療を受けることで、早期に回復し、再発を防ぐことができます。無理せず、適切な治療を受けて、健康的な回復を目指しましょう。
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