足の小指を突き指してしまった場合、根元に痛みが残ることがあります。この痛みが続く場合、特に腫れがなくても骨折や靭帯損傷の可能性があります。この記事では、突き指後の痛みや赤い線がある場合にどう対応すべきか、放置した場合のリスクについて解説します。
突き指の症状と原因
突き指とは、足や手の指を急激にひねったり、衝撃を受けたりした際に発生する怪我です。小指の根元に痛みがある場合、靭帯や腱、さらには骨に損傷を与えている可能性があります。赤い線のような症状は、血管が破れて内出血が生じている兆候かもしれません。
突き指後に現れる症状は、痛み、腫れ、あざ、変形などがありますが、腫れがないからといって必ずしも軽傷であるわけではありません。
骨折や靭帯損傷が疑われる場合
突き指がひどくなった場合、骨折や靭帯損傷を引き起こす可能性があります。小指の骨折が疑われる場合、痛みが続き、特に強く圧迫したり、足を動かしたりすると痛みが増すことがあります。もし骨折している場合、早期に医師の診断を受けることが重要です。
また、靭帯損傷の場合も治療が必要で、放置すると指の動きに制限がかかり、後遺症が残る可能性があります。
放置してしまうリスク
突き指を放置すると、最悪の場合、指の機能が回復しなくなる可能性があります。軽い痛みだと見過ごしてしまいがちですが、指の腱や靭帯が損傷していると、時間が経過することで治療が難しくなることがあります。
さらに、骨折が進行する場合もあり、早期に対応しないことで、慢性的な痛みや関節の動きの制限を引き起こすことがあるため、早めの対処が大切です。
治療方法と受診のタイミング
痛みが続いている場合や、赤い線が目立つ場合は、自己判断で放置せず、整形外科やスポーツクリニックを受診しましょう。X線検査を受けることで骨折の有無を確認でき、必要に応じて固定やリハビリを行うことができます。
また、突き指が軽度であれば、アイシングや安静を保つことが治療につながりますが、腫れがない場合でも痛みが続く場合は、医師に相談することが重要です。
まとめ
突き指後の痛みが長引く場合や赤い線が現れた場合、骨折や靭帯損傷の可能性を考慮し、早期の受診が必要です。自己判断で放置せず、適切な治療を受けることで、後遺症を防ぎ、回復を早めることができます。
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