虫歯が進行してC4状態になると、治療方法として抜歯やブリッジが必要になることがあります。しかし、その費用がどのくらいかかるのか、治療を受ける前に知っておきたいところです。本記事では、虫歯C4状態の治療費用や治療方法について詳しく解説します。
虫歯C4状態とは?
虫歯が進行すると、歯の内部まで影響が及び、痛みや感染症を引き起こすことがあります。C4状態は、虫歯が歯髄(神経)まで達しており、歯を保存することが難しくなる状態を指します。この状態では、抜歯が選択されることが一般的です。
虫歯C4の段階では、歯の構造がかなり破壊されているため、保存治療ではなく抜歯が行われ、その後の補綴(ほてつ)治療が必要となります。
抜歯とその後の治療法:ブリッジ
抜歯後、失った歯の機能を回復するために「ブリッジ」治療が行われることが多いです。ブリッジとは、失った歯の隣の歯を削り、人工の歯を取り付ける治療法です。これにより、見た目と機能が回復します。
ブリッジの治療には、土台となる歯を削る必要がありますが、隣の歯をしっかりと支えることで、安定した状態で噛むことができます。また、インプラントと比較して費用が安く、治療期間も短いため、選ばれることが多い方法です。
虫歯C4状態の治療費用はどのくらいかかるのか?
虫歯C4状態の治療にかかる費用は、抜歯とブリッジの選択肢によって異なります。一般的に、抜歯の費用は保険適用で3,000円~6,000円程度、ブリッジの費用は1歯あたり10万円~20万円程度となることが多いです。
保険適用の場合、金属製のブリッジが多く使用されますが、審美性を重視する場合はセラミック製のブリッジを選ぶことも可能です。セラミック製の場合、1歯あたり20万円~30万円程度かかることもあります。
実際の治療例とその費用
実際に治療を受けた場合、虫歯C4状態の歯に対して抜歯とブリッジを選択した場合の費用は以下の通りです。
- 抜歯(保険適用):約4,000円
- ブリッジ(保険適用、金属):約10万円~15万円
- セラミックブリッジ(自費):約20万円~30万円
治療にかかる費用は、歯科医院の場所や治療内容によっても異なりますので、事前に診断を受けて費用の見積もりを確認することをおすすめします。
まとめ
虫歯C4状態は進行した虫歯の最終段階であり、治療には抜歯とその後のブリッジ治療が必要となります。費用は保険適用の場合、抜歯とブリッジで合計10万円~20万円程度となることが一般的ですが、セラミック製のブリッジを選択すると費用はさらに高くなる場合があります。
治療内容や費用については、歯科医院でのカウンセリングを受け、納得したうえで治療を進めることが大切です。
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