期末試験を目前にしてインフルエンザなどの感染症にかかり、やむを得ず欠席せざるを得なかった場合、追試験の成績評価がどう扱われるのかは多くの学生が不安に感じる点です。本記事では、国立大学を中心とした一般的な追試の考え方や評価方法、そして体調不良時の受験判断について整理します。
大学における追試制度の基本的な位置づけ
追試験は、病気や事故など「正当な理由」により本試験を受験できなかった学生に対し、学習成果を評価する機会を保障するために設けられています。インフルエンザなどの感染症で出席停止となった場合は、多くの大学で正当な理由として認められます。
そのため、追試は罰則的な制度ではなく、本来は本試験と同等の学力評価を行うことを目的としています。
追試の成績評価は一律ではない
追試の評価方法は、全国で統一されているわけではなく、大学・学部・科目ごとに異なります。一般的には「本試験と同等レベルの問題を出し、その点数をそのまま評価する」方式が多く採用されています。
一方で、シラバスや学内規程に「追試は合格点を上限とする」「評価を調整する」と明記されている場合もありますが、その場合でも事前にルールが示されているのが通常です。
難易度が上がる・評価が下がるという噂の実態
追試は難しい、点数が不利になるという話を耳にすることがありますが、医学的理由による欠席まで不利に扱うと、大学側が出席停止や公衆衛生の方針と矛盾することになります。
実例として、多くの国立大学では「追試だから成績を一律に下げる」という運用は行われておらず、本試験と同様の基準で採点されるケースが一般的です。
体調不良でも試験を受けるべきなのか
感染症で医師から外出や登校を止められている場合、無理に試験を受けに行くことは推奨されません。本人の体調悪化だけでなく、他の学生や教職員への感染リスクもあります。
大学側もその点を理解しているため、診断書などの提出を条件に追試を認める制度が整備されています。「出席しなかった自己責任」と単純に扱われることは通常ありません。
不安な場合に確認すべきポイント
追試の評価方法が気になる場合は、シラバス、学部の履修要項、または教務課の案内を確認するのが確実です。評価基準は原則として事前に公開されています。
それでも不明な点があれば、担当教員や教務窓口に問い合わせることは正当な行動であり、不利になることはありません。
まとめ
インフルエンザなど正当な理由で期末試験を欠席した場合、追試は学力を公平に評価するための制度として位置づけられています。多くの国立大学では、追試だからといって一律に成績が下がる運用は行われていません。体調不良時は無理に受験せず、制度を正しく利用することが、結果的にも社会的にも望ましい選択と言えるでしょう。


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