精神科に初めて訪れる際、自分の症状や希望を正確に伝えることが大切です。特に過去にさまざまな辛い経験をした方は、きちんと自分の状態を理解してもらうためのメモを準備することが有効です。この記事では、大学生が精神科に初診で訪れる際に伝えるべき症状や希望について、実際に使えるメモの例をご紹介します。
精神科初診時に伝えるべき症状
精神科を受診する際は、自分が抱えている辛い症状を具体的に伝えることが重要です。例えば、以下の内容をメモにして持参すると良いでしょう。
- うつ状態:半年ほど前から憂うつな気分が続いており、授業を休むことがある。
- 涙が止まらない:最近はほとんど毎日涙が止まらなくなる。
- 自傷行為:小学生から続いている自傷行為が今も続いている。
- 自殺願望:小学生の頃から自殺願望があり、時折考えてしまう。
- 辛かった出来事の反復:毎日、辛かった出来事を何度も思い出してしまう。
- 精神的な疲労:2〜3ヶ月に一度、日常生活が送れなくなるほど気力が無くなる時期がある。
- 自殺未遂の経験:過去に自殺未遂の経験がある。
思い当たる主な原因
症状の原因についても、自分が思い当たる要因を整理しておくことが大切です。以下の要因が思い当たる場合は、メモに記載しておきましょう。
- 家庭の問題:両親との関係や兄からの家庭内暴力。
- 過去のいじめ:小学生の頃のいじめが影響している。
- 性被害:高校時代に知人から複数回性被害を受けたこと。
- サポートの欠如:必要なサポートを受けられなかったこと。
希望すること・治療に対する希望
精神科を訪れる際には、今後の治療に関して希望を伝えることも大切です。以下の内容を伝えると、治療方針を決める際に役立ちます。
- カウンセリングの希望:現在、大学でカウンセリングを受けているが、さらに当院でのカウンセリングを希望したい。
- 診断の希望:大学での配慮申請を行うため、診断をつけていただきたい。
- 治療方法の希望:自傷行為や自殺願望があるため、今後の治療方法やカウンセリングの進め方について相談したい。
まとめ
精神科に初めて訪れる際、症状や思い当たる原因、希望する治療についてのメモを準備することは非常に有効です。自分の状態を正確に伝えることで、医師と適切な治療計画を立てることができます。また、治療の過程で何か不安な点があれば、その都度相談することも大切です。
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