ものもらいが完治せずコブが残る場合、外科手術は必要か?

目の病気

ものもらい(麦粒腫)は、通常、抗菌薬で治療可能な目の感染症ですが、時には完治しない場合やコブが残ることがあります。このような場合、外科手術が必要かどうか、どのように対処すべきかについて解説します。

ものもらいとは?

ものもらいは、目のまぶたにある脂肪腺や涙腺に細菌が感染することによって発生します。最初は赤く腫れ上がり、痛みを伴うことが多いですが、通常は抗菌薬(点眼薬や内服薬)で治療が可能です。

しかし、治療が遅れると膿がたまったり、腫れが引かずにコブが残ったりすることがあります。この状態が続くと、さらに治療が必要になります。

市販薬での対処法と効果

市販の抗菌薬の点眼薬は、初期の段階でのものもらいには効果的ですが、すべてのケースに対応できるわけではありません。特に膿がたまったり、腫れがひどくなると、自己判断で治療を続けるのは危険です。

目に違和感や腫れが長引く場合、自己治療では完全に治すことが難しく、専門的な治療が必要となります。

コブが残る原因と外科手術の必要性

コブが残る原因として、ものもらいが完全に治らなかった場合や膿が膿胞に残ってしまったことが挙げられます。これらの状態が続くと、腫れが引かずに硬いコブがまぶたに残ることがあります。

外科手術は、膿がたまった場合や炎症がひどくなった場合に必要となることがあります。外科的処置で膿を排出したり、腫れを取ったりすることができますが、すべてのケースで手術が必要というわけではありません。

手術が必要か判断する基準

以下のような場合は、眼科の専門医に相談することをおすすめします。

  • 腫れや痛みが続いている、または悪化している
  • 膿が膨らんでいる
  • 視力に影響が出てきた場合
  • 市販薬が効かない、または症状が改善しない

これらの症状が現れる場合、早期に専門医に相談し、適切な治療を受けることが重要です。

まとめ

ものもらいが完治せずにコブが残る場合、外科手術が必要になることがありますが、すべてのケースで手術が必須というわけではありません。早期に専門医の診断を受け、適切な治療法を選択することが大切です。症状が長引く場合や悪化していると感じたら、眼科を受診し、医師と相談しましょう。

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