「体調不良や疲れたときだけ突然目が寄って内斜視になる…しかもその日はずっと治らない」という状況に悩んでいませんか?この記事では、斜視が“一時的に出る”仕方と、その背景にある原因・手術適応を含めた治療選択肢をわかりやすく解説します。
“疲れ・体調不良で出る”内斜視とは何か?
斜視とは、左右の眼が同じ方向を向いていない状態です。特に片眼が鼻側へ寄る内斜視(Esotropia)では、片方または両方の目が内側に向いてしまいます。([参照](https://my.clevelandclinic.org/health/diseases/23145-esotropia))
また「時々だけ」「疲れているとき・体調が悪いときだけ」というのは、〈Intermittent Esotropia(間欠性内斜視)〉や「斜視が顕著になる前段階(分解・脱代償)」の可能性があります。([参照](https://www.aoa.org/AOA/Documents/Practice%20Management/Clinical%20Guidelines/Consensus‑based%20guidelines/Care%20of%20Patient%20with%20Strabismus‑Esotropia%20and%20Exotropia.pdf))
なぜ体調が悪いときに斜視が出るのか?考えられる原因
体調不良や疲れ、ストレスが溜まっていると、眼の筋肉/神経のコントロールが弱くなることがあります。特に“融合力(両眼で1つの像を見る力)”が低下し、目が寄ってしまうことがあります。([参照](https://www.bynocs.com/en/blogs/what-is-intermittent-strabismus-exotropia-esotropia-understanding-transient-and-intermittent-eye-misalignment))
また、例えば風邪・発熱・倦怠感などで体力が低下しているとき、眼を動かす筋肉への血流・神経伝達が鈍ることで、安定して目をまっすぐ向ける力が不足してしまうことがあります。さらに、睡眠不足や長時間のスマホ・PC使用も発症の引き金になり得ます。
実例:疲労時に出た斜視とその経過
実例1:普段は問題ない20代男性が、深夜バイト明けで体調が悪い日に「右目が内側に寄っている」と気づき、鏡でも確認。翌日休息を取ったところ、症状は改善しました。
実例2:30代女性が風邪で発熱し、翌日バイト中にお客さんから「目が寄ってない?」と言われた。数時間後も戻らず、眼科で診察したところ「一時的な眼筋・融合疲労によるものだろう」と診断され、数日休養して自然に治りました。
手術適応は?いつ受診・いつ相談すべきか
斜視の治療には、メガネ・プリズム・視機能訓練(オルソプティクス)・手術などがあります。成人の斜視では、手術も有効な選択肢の一つです。([参照](https://www.yalemedicine.org/conditions/adult-strabismus))
ただし、手術を考えるには以下のような条件・相談タイミングがあります:
- 斜視の頻度/持続時間が増えてきた
- 眼精疲労・ダブルビジョン(複視)・日常生活に支障が出ている
- メガネ・プリズム・訓練で十分な改善が得られない
あなたのように「体調悪い時だけ起こる」ケースでも、眼科・斜視専門医に検査を受け、どのタイプか(誘発性か基礎筋力低下か)を評価してもらうことが重要です。
自分でできるケアと日常の予防策
症状が出たときや再発を防ぐために、次のようなことを意識しましょう:
- 十分な睡眠と休息を取る
- 長時間の視作業(PC・スマホ)を控え、適度な休憩を挟む(20‑20‑20ルールなど)
- 体調不良時には眼への負荷を減らす(暗めの環境・まばたき意識)
- 定期的な眼科検診と必要なら視機能検査も
例えば、バイト後に目が寄った経験がある方は、翌日は視作業を控え、ブルーライトカット眼鏡+プリズム併用で“察知して休む”ことで、症状がひどくならなかったという報告もあります。
まとめ
体調を崩すと出る“右目が寄る・内斜視”の背景には、疲労・融合力低下・眼筋バランスの乱れなどが存在します。頻度が少ないうちは休息やケアで対応できますが、症状の頻度や持続時間・日常生活への影響が増える場合は、手術も含めた専門的な治療を眼科で検討する価値があります。
まずは斜視専門医に相談し、あなたに適した治療プランを一緒に作っていきましょう。


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