耳掃除を目的に耳鼻科を受診したにもかかわらず、鼻の検査で強い痛みや鼻血が出てしまうと、納得できない気持ちや不安が残るものです。本記事では、耳鼻科で行われる鼻の検査の医学的な位置づけや、強い痛み・鼻血が起こる理由、そして感情的に涙が出てしまうことへの捉え方について整理します。
耳鼻科で耳以外も診察される理由
耳・鼻・喉は互いにつながっており、症状が一部に出ていても原因が別の部位にあることがあります。そのため、耳掃除目的の受診であっても、喉や鼻を簡単に確認することは耳鼻科では一般的です。
特に鼻の奥の状態は、中耳や耳管の機能と関係するため、医師の判断で簡易的な鼻の観察が行われることがあります。
鼻の検査が強く痛むことはあるのか
鼻の入口付近には血管や神経が非常に多く集まっており、個人差によってはわずかな刺激でも強い痛みを感じることがあります。細い管状の器具であっても、粘膜が敏感な人には激痛になることがあります。
実例として、鼻中隔が曲がっている人や、乾燥しやすい体質の人では、検査後に鼻血が出やすい傾向があります。
検査後の鼻血と処置について
鼻血が出た場合、圧迫止血のために綿やガーゼを鼻の奥に入れる処置が行われることがあります。この処置も、炎症や出血直後の状態では強い痛みを伴うことがあります。
その後に鼻血止めや粘膜保護の薬が処方されるのは、医学的には珍しい対応ではなく、再出血や炎症を防ぐ目的があります。
強い痛みで泣いてしまうのはおかしいことか
大人であっても、予想外の強い痛みや恐怖を感じれば、涙が出たり声が出たりすることは自然な反応です。痛みの感じ方は我慢強さではなく、神経の敏感さや状況によって大きく左右されます。
特に鼻の処置は「大丈夫と言われたのに痛かった」というギャップが恐怖を増幅させるため、感情が抑えられなくなる人も少なくありません。
納得できない場合の次の行動
今回のように強い苦痛や不信感が残った場合、別の耳鼻科で相談する、もしくは次回からは検査や処置の前に「痛みに弱い」「鼻の処置が怖い」と伝えることも大切です。
医療行為は患者の同意と安心が前提であり、説明不足や対応に違和感を覚えた場合は、遠慮なく疑問を持って構いません。
まとめ
耳鼻科で耳以外の部位を診察されることや、鼻の検査後に鼻血が出て処置や薬が必要になることは、医学的には珍しいことではありません。ただし、強い痛みを感じたことや泣いてしまったことは決しておかしな反応ではなく、体と心の自然な防御反応です。今後は自分の感じ方を事前に伝え、納得できる医療を受けることが大切です。


コメント